自立支援生徒の「親の思いに学ぶ」

DSC_0026.JPG前期中間考査の1週間前となりました。職員室、各準備室・研究室は生徒入室禁止となります。また、クラブも原則活動ができません。生徒の皆さんは時間を有効に使って、考査の準備をしてください。

 今日の放課後は1年生の自立支援生徒の保護者の方に来ていただき、「親の思いに学ぶ」と題して1学年の教員を中心とした研修を行いました。

 本校では自立支援コースに毎年3名の生徒が入学してきます。自立支援コースとは知的障がいのある生徒が社会的自立を図ることができるよう、高等学校において一人ひとりの教育的ニーズに応じた支援を行い、「ともに学び、ともに育つ」教育を推進する環境を整備していくという観点から、平成18年度に本校を含む府立高校9校に設置されました。

 松原高校では35年以上にわたり「ともに学び、ともに育つ」学校づくりをすすめてきました。もちろん、その原点は子どもたちと保護者の方々の願いにあります。今日の研修でも保護者の方々から、お子さんのこれまでの育ちや子育ての苦労、そして将来への希望や願いなどをお聴きすることから、たくさんのことを学ばせていただくことができました。これからもしっかりと保護者の方々の思いを受け止めて、連携を取りながら子どもたちの自己実現に向けて「ともに学び、ともに育つ」教育を推進してまいりたいと存じます。

 自立支援生徒の3人のお母さん方には、お忙しい中、長時間にわたり、たくさんのお話を聴かせていただき、心より感謝申し上げます。