支援教育課の視察がありました。

 

先週金曜日の午後、大阪府教育委員会の支援教育課長をはじめとして同課の自立支援コース担当の方々が視察に来られました。本校には知的障害自立支援コースに各学年3名づつの自立支援生徒が在籍していますが、視察ではすべての生徒が他のクラスメートとともに学んでいる様子を見ていただきました。

松原高校の教育の大きな特徴は自立支援生徒をクラスの中心に置くことにあります。日常のクラス活動やホームルーム合宿、遠足、体育祭、文化祭などの学校行事においても、常に自立支援生徒と共にどう過ごし、楽しむかといった観点を大切にしており、他の生徒も自然とそうした観点を自分たちの活動の中に反映させています。また、自立支援生徒や他の障がいのある生徒とともに過ごし、学年で障がい者理解を進めることを目的とした「仲間の会」というサークルの存在も大きな特色だと思います。この会のメンバーたちが中核となって、「ともに学び、ともに育つ」学校の雰囲気と環境を作り出してくれてます。

お忙しい中、長時間にわたる視察、お疲れ様でした。さて、学校は今日から前期中間テストです。1年生は金曜日までの5日間、23年生は来週月曜日までの6日間です。試験勉強でしんどい1週間になりますが、最後まであきらめずに日ごろの成果を発揮してください。健闘を祈ります。

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