本校で初任者研修が実施されました。

 今日は平成26年度高等学校初任者研修として本校の自立支援コースの見学と研究協議に約40名の今年度採用された教員の方々が来校されました。

 まず、自立支援コースの授業を見学していただいた後に、会議室で本校の教育全般、及び自立支援コースの取組について担当者より説明させていただきました。その後、「支援教育の現状に学ぶ」というテーマで研究協議と発表が行なわれました。

 障がいがある生徒に限らず、何らかの支援が必要な生徒はすべての高校に在籍しています。そして、一人一人の生徒のニーズをしっかりと把握して、それぞれの課題を解決し、最大限の能力を引き出すよう支援することはすべての生徒に必要なことです。加えて、障がいのある生徒も障がいのない生徒も仲間として「ともに学び、ともに生きる」という関係をしっかりと構築することが、インクルーシブな学校、社会を築いていく上でとても大切です。

 私も最後の研究協議の発表を聞かせていただきましたが、教員がチームとして生徒とかかわること、一人一人の個性を理解し、支援のプログラムを作成していくことは、障がいのある生徒のみならず、すべての生徒に必要なことであることを参加された先生方にはご理解いただいたようです。本日は長時間の研修、本当にお疲れ様でした。各校でますますご活躍されることを祈念いたします。

 

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