ユネスコスクール世界大会in岡山②

 今日は立冬です。いよいよ冬がやってきたという感じですが、ユネスコスクール世界大会の高校生フォーラム2日目を迎えました。昨日までの討議を受けて朝から午前中は全体ディスカッションが行われました。主なテーマは「持続可能な社会とは?」そして「その実現のために高校生として何ができるか?」です。

 進行役から発言を求めるアナウンスがあると、一斉に各国のチームから発言を求める国名を記したプレートが挙げられました。参加者たちは実に積極的です。そして、今日の討議の中でも、次の時代に環境保全、格差の解消、戦争のない社会、経済的発展などとともに、高校生としてできることは限られるけど、しっかりと自分の考えと異文化に対する寛容と理解しようとする姿勢、そして小さなことからでも実際に行動を起こすことの大切さが確認されました。最後には2日間の討議を受けて、高校生フォーラムとしての宣言文を採択して、感動の内に閉会しました。

 松原高校からの参加者もスタッフとして実に献身的にその役割を果たしてくれました。32カ国の高校生が参加するという大規模な国際会議の運営に携わり、多くの他国の高校生と交流を深めるという経験は、とても貴重なものであり、やりきったという達成感は大きな自信になったと思います。これからも様々な場面で今回の経験がきっと活きてきます。本当にお疲れ様でした。

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