1年生「産業社会と人間」リサーチデー

 今日は1年生の「産業社会と人間」のリサーチデーです。これは2月6日(金)にある「産業社会と人間」の発表会『コンペティション2015』にむけて、「防災×高校生」「家族のかたち」「子どもいきいき」「いのち」の四つの分野に関係する施設や団体を、ジャンルごとに訪問し、見学や聞き取り、および体験活動を行うもので、遠くは神戸市や寝屋川市まで生徒たちは朝からリサーチのために出かけていきました。その内の「いのち」のジャンルの生徒たちは学校のハンセン病回復者の方々6名をお迎えして、聞き取り活動を行いました。とても素晴らしい聞き取り学習を実施することができたようで、講師の方々も皆さん松高生は真剣に話を聞いてくれたとおっしゃってくださいました。また、皆さんが帰られる際には聞き取りに参加した「いのち」ジャンルの生徒全員が玄関に集まって、お礼とお見送りを行ってくれ、とても感動的でした。

 様々なことを学ぶ上において、実際に現地に行くこと、自ら体験すること、人と出会うことが何よりも大切です。こうした体験的な学習を通して間違った情報を見分けたり、偏見を持たずに物事を考える力が醸成されると考えます。今後もこうした機会を生徒の皆さんにたくさん提供し、学びを深めていってほしいと思います。今回のリサーチに協力してくださった施設、団体の皆様に心より感謝を申し上げます。

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