今年度の最後となります第3回目の学校協議会を開催いたしました。この協議会は学校の方針や運営等に地域、保護者、学識経験者の方々からさまざまな角度からご意見を伺うもので、今回はまず、今年度の生徒・保護者の方々にご協力いただいている学校教育自己診断アンケートの結果をお示し、ご意見を伺いました。
その後、「集団育成のしくみとしかけ～なぜ、実行委員が増えているのか～」を今回の大きなテーマとし、今年度卒業した4名の卒業生からのお話を聴かせていただきました。今回このテーマを取り上げたのは、ここ10年くらい本校で海外研修旅行や人権学習といった行事に向けての生徒実行委員会に80名、100名といった大変多くの生徒が参加してくれるようになっているからです。また、ピアカウンセラーも希望者は定員をはるかにオーバーしています。
今回の協議会では、こうした生徒たちの活発な活動を支えている集団育成や本校の取組みについて検証し、新たな次のステップへのご提言をいただきました。学校協議員の方々からは、これからもこうした集団育成を継続していくとともに、学校外にも発信するべきだという意見や他校との連携も今後はめざすべきではないかという意見をいただきました。
2時間という限られた時間ではありましたが、大変有意義な協議会となりました。しっかりと自分たちの松高での活動や、これからの生き方について語ってくれた4名の40期生の皆さんに心より感謝申し上げます。
