今日(10月23日)午後、人権教育の一環で伊藤真波さんをお招きして講演会を実施しました。インフルエンザの流行もあり、会場の体育館には2年生だけが入り、1・3年生はHR教室で体育館からの配信映像を見て貰っていました。
伊藤さんを紹介するHPには「アメリカのテレビ番組『World's Best 2019』では『奇跡のバイオリニスト』として登場!」とあります。ん?バラリンピック競泳の日本代表なのにバイオリン?? そう、バイク事故で右腕を失った伊藤さんは、壮絶な努力の末、義手を使ってバイオリニストとして舞台に立たれています。水泳のこと、バイオリンのこと、今に至るまで、幼少期からのご自身のヒストリーを感情豊かに語ってくださいました。
講演終了後は涙ぐむ生徒も。生徒たちにとっては、周囲の支えや励ましがあって「諦めない心」が育まれる、ということを学ぶ講演になりました。お互いに、支え、支えて貰い、励まし、励まされて皆が「諦めない心」を持つことになるのでしょうね。
素晴らしいお話と素敵な演奏を披露してくださった伊藤真波様に心より感謝いたします。
大阪府立泉陽高等学校 校長 栗山 悟