サッカー部

「打倒私立強豪」

僕たち四條畷高校サッカー部の目標は「打倒私立強豪」である。 もちろんそれは「2部以上に勝つ」や「選手権5回戦で勝つ」など具体化するとさまざまな目標になると思うが、私はこのサッカー部がずっと勝ち続けて全国大会まで行くのは現実的に難しいと思う。 つまり、どこかで負けてしまうタイミングが来るということである。 この「どこかで負けてしまう」ということを考えると、私はたとえ負けるとしても目標にしている...

「変化し続ける環境」

今回、u-18を控える中で環境という言葉について考えていきたい。 同じ部活でも、人にとっていい環境、悪い環境というものがあると思う。私は四條畷高校という環境は素晴らしいと思う。 何事にもチャレンジできて、先生も背中を押してくれて、自主的に頑張れる環境が凄く整っていると思う。サッカー部ではどうだろうか。 同じサッカー部でも、代によって環境は似て非なるものである。76期生は「まず本気で取り組む」と...

「成長」

一流のプロサッカー選手や、優れた指導者が口を揃えて言うのは、人間性が欠如していては成長はできないということ。 「人間性」「思いやり」「思考」「サッカー外」 大切とされるこれらのことの本質的な意味を考えさせられることが、最近になって多くなった。 ここ最近の試合を振り返っても、サッカーの技術や戦術以前の、メンタルや思考に関する課題がとても多かったように感じる。 感情が冷静な思考の邪魔をしてしま...

1月6日 公立校大会 登美丘高校戦「勝ちたい気持ち」

 登美丘高校の方々、対戦ありがとうございました。今日の試合で僕が感じたのは「自分たちは本当に勝ちたかったのだろうか。」ということだ。確かに、今日の試合は正月明けで、試合への準備がしづらい時期ではあったがそれにしても体を動かしていない人が多かった(もちろん僕も例外ではない)。グラウンドの状況も雨の日の人工芝で、僕たちの慣れている環境ではなかったが、それでも僕たちにとって負けてはいけない試合だった。こ...

12月28日 練習試合 汎愛高校戦 「目標」

 汎愛高校の皆さん、対戦ありがとうございました。  今日は2024年最後の活動だった。新チーム始動からここまでを振り返って、初めこそはU18で3部残留を決めることができ、幸先の良いスタートを切れたと思っていたが現実は全てが思うように進むわけもなく特に12月に入ってからは伸び悩んむ時期となった。  私が特にこの期間に部員に対して伝えていたのが常に目標を意識することだ。達成したい。実現させたい。そ...

12月15日 大阪公立校大会 「人は考える葦である」

対戦してくださった守口東高校のみなさん、ありがとうございました。公立校大会初戦ということで、絶対に負けられない試合だったが、結果は0-0のPK負けだった。勢いのある相手に対して自分たちのしたいことがなかなかできなかった。後半になると危ない場面も増えていた。今回勝ちきれなかった要因の一つに「考え続けれなかった」ということがあると思う。前半は集中してうまく試合に入ることが出来たが、時間が経つにつれ少し...

10月6日「U18リーグ 大阪偕星高校戦」

U18vs大阪偕星B 1−0勝ち 大阪偕星高校の皆さん、試合運営に関わってくださった皆さん、ありがとうございました。  中国の古い言葉に「百尺竿頭、進一歩」というものがある。百尺竿頭は仏向上事の境界を意味する。これを元にこの言葉は、百尺もの長さの竿の頂点が悟りの境界ならばそこに至る過程は百尺という長さである。ということを表す。つまり、百尺の努力をしてそこに居座り、悟りの境界にいる者は真に悟りを...

選手権に向けて⑫

今からおよそ1年前、僕はこのサッカー部のキャプテンになった。 サッカーは大好きだったから、このサッカー部で試合に関わることはこれ以上ない喜びであったが、正直自分がキャプテンになるとは想像していなかった。 それだけに喜びや楽しみな気持ちよりも不安な気持ちが大きかった。上手くやれるだろうか。そんな気持ちを抱えたまま僕のキャプテンとしての日々が始まった。 周りの人の目を気にしてしまう。これは僕にとって一...

選手権に向けて⑪「思い」

畷高サッカー部に入部して2年半がたつ。 初めはこのチームが嫌いだった。 サッカーよりサッカー以外のことを頑張って、技術がある人が試合に出れず、掃除や挨拶運動ばかりしている人が試合に出る。そのくせ強豪校を倒すことを目標にして練習ではひたすら叫んでいる。 もちろん先輩方は良い人ばかりで大好きだったし、サッカーが好きだったから楽しんでいたのだが、他の高校でサッカーをする友達がたくさん試合に出て活躍してい...

選手権に向けて⑩「締めくくり」

中途半端。 今までの自分を一言で表すならそんな感じだと思う。 サッカーを始めたのは小4の頃だった。友達といて楽しいからという理由でサッカーを始めた自分には身体的、技術的に秀でたところはなく、上手くいかない日は調子のせいにして毎日やり過ごしていた。 そんなだったから上手い子達とは一線を引いてどこか敵わない、追いつけない存在だと諦めていた。 何度か辞めようと思ったこともあったが、友達と離れたくないと惰...