4月4日(木)

ー部員ブログー

『私の海外遠征記』

今回のU-17大阪選抜海外遠征での主な経験をサッカー面とサッカー以外の面で述べたいと思います。

サッカー面に関して、まず四條畷高校は4部リーグで、

周りの人は2部や3部の選手たちばかりで明らかに私よりレベルの高い選手ばかりでした。

さらに試合する相手はその上手な選手たちよりも、体や技術などの個の能力は上の選手ばかりでした。

このような相手と良い仲間と共に試合ができ、

また、素晴らしい監督やコーチの方々に指導して頂き、本当に私は恵まれていると心から思いました。

今回感じた私の個人的な、海外で通用した所と課題点を挙げたいと思います。

まず通用した点は、私はCBなのですが、サイドバックの裏を取られた後のカバーリングです。

特に最後のクロスを中に上げられそうなところでのスライディングの守備です。

この点はコーチの方にも褒めていただき、自信にもなりました。

課題点は多くあるのですが、最も大きな課題と感じたのは、ビルドアップです。

パスサッカーをする上で、CBに求められる大切な要素の1つなのですが、

私のミスで失点をしてしまったこともありました。

解決策としては、パスを受ける前に首を振って周りを見ておき、

パスの出し所と敵の選手を前もって確認しておくことです。

続いてサッカー以外の面で2つほど述べたいと思います。

一つ目は英語についてです。遠征先の方々が使っていた主な言語が英語でした。

今回実際に海外で生活してみてわかったのは、

英語は今学校で学んでいる文法などの堅苦しいものを完璧にしなくても、

単語だけでも伝わるということです。

つまり英語はpassionということです。

日本の英語教育の目的がもし、実際に将来英語を使えるようにするというのが目的ならば、

もっと英語を日常生活の中で、字だけではなく言葉で使うようにすれば

英語を学びたいと思う人が増えると個人的な見解ですが、今回の遠征を経て感じました。

2つ目は、感謝です。

遠征で使った練習場や試合会場は人工芝やプロなどが使うような天然芝でした。

僕は日頃の練習や試合は土で行っているので、恵まれた環境に心から感謝しました。

ですが、サッカーをしたくてもできない環境にいる人達からしたら、

ボールも練習する場所も仲間もいる、今の私の環境は大変恵まれていて、

今回だけ特別な感謝をするのではなく、

いかに自分が恵まれていて、その恵まれた日常に感謝するべきかに気がつきました。

また、他にも、この遠征に携わってくださった大阪府サッカー協会の方々や

優しく、厳しく指導してくださった監督やコーチの方々、

選抜のチームメイト、ガイドさんや試合をしてくれた海外の選手達、

送り迎えなどをしてくれた両親、

気持ちよく送り出してくれた四條畷の先生や、学校の友達や、チームメイトに

多大な感謝を最後に述べたいと思います。本当にありがとうございました。

ー3年プレーヤーYー