9月21日「選手権に向けて⑨」

プライド 畷高サッカー部に入ってから、2年半。ついに最後の選手権、そして引退が近づいてきた。 この2年半もの間に、僕はこのチームから様々なものをもらった。顧問の先生方、先輩方、後輩たち、そして74期のみんなには、とても感謝している。 先生は、選手権において最後はプライドの勝負だとおっしゃっていた。プライドとはなんなのだろう。 僕は、今まで自分もしくはチームがやってきたことに対する自信だと考える。 僕たち畷高サッカー部は、サッカー内はもちろん、サッカー外の活動も重要視している。 その結果、客観的に見ても、勉強や行事、普段の学校生活などにおいて、畷高の中でも頑張ってきた方だと言える。 ここで一番だと言い切れないのは自分たちの弱さだが、それでも、自分たちのやってきたことは、そんなに簡単なことではないだろう。 特に僕は、去年の選手権が終わるまで、自分の認識の甘さに気づけなかった。上の学年の先輩方とメンバー、スタメン争いをしていた人たちにいつの間にかつけられていた差を実感した去年の10月ごろ、ものすごく後悔した。 しかしそれでも、みんなに比べれば劣る部分もあるだろうが、なんとか食らいついてきたつもりだ。決して頑張っていなかったわけではない。 完璧ではないし、甘い部分はたくさんあった。今もある。弱さは認めないといけない。たが、過去のことは取り返せない。 もっと自分の、自分たちのやってきたことに自信を、誇りをもつべきなのではないか。 誇りは自信に繋がり、自信は結果に繋がる。 選手権で結果を残す。 絶対に出場して、自分のゴールでチームを勝たせる。 残りあと少し、自分たちのやってきたことを信じて最後まで戦い抜きますので、こんなご時世ですが応援よろしくお願いします! ー3年プレーヤー Oー 掲載:顧問浅田