5月9日(金)、当教育センター大ホールで、平成26年度防災教育研修(第1回)を行いました。今年度は、府内の中学校・高等学校の教員を中心に約200名が4回にわたる防災教育研修を受講します。
はじめに「防災教育の基本的な考え方 -命を守る防災、今何をなすべきか-」というテーマで、関西大学社会安全学部教授 河田惠昭さんからご講義いただきました。東日本大震災や室戸台風から、身近な川の増水に至るまで、様々な事例をもとにしたお話の中で、特に「情報は待っていてはいけない。自分で取りに行く。それが危機意識です」という言葉が印象的でした。
次に、「大阪府の自然災害と被害想定及び府の対策」について、大阪府政策企画部危機管理室による講義を行いました。受講者は、南海トラフ巨大地震発生を想定した大阪府の被害予想に聞き入っていました。
本日の研修を受けて、受講者は学校において防災教育を進めることの必要性を改めて感じたようです。
(大阪府教育センター 情報・技術研究室)