4月23日(水)午後、大東市立総合文化センターにて、小・中・高等・支援学校及び養護教諭の10年経験者研修(第1回)開講式を実施し、約850人の教職員が10年経験者研修のスタートを切りました。
〇府教育センター和田所長の講話
「皆さんの多くは、学校の中心になって動いている年代でしょうが、あと5年もすれば学校を動かさなければならなくなることを自覚してほしい」との言葉に続き、「リーダーとして必要な力」について、中教審答申より、教員に求められる資質3つを中心に話しました。
1:教職に対する責任感・探究力・自主的に学び続ける力
2:専門職としての高度な知識と技能
3:総合的な人間力
また、「養護教諭の教員は、学校に1人か、もしくは2人なので自分自身が学校を背負っていることを強く自覚して活躍をしてほしい」とのメッセージの後、「この研修で自分の足りないことが何であるかをつかみ取ってほしいです。受講者の皆さんにはこれら3つを心に刻み、この1年間の研修に臨んでいただきたいと思います」と締めくくりました。
〇実践発表
昨年度10年経験者研修を終えた2人の教員が、「ミドルリーダーから真のリーダーに向けて」、「これまでの10年と、これからに向けて」と題し、それぞれの経験に基づく熱い思いを語りました。
校外選択研修では、今まであまり積極的に受講していない分野の研修をあえて希望し、視野を広げた。「授業づくり」では、普段の授業で使える材料などをたくさん学んだなど、興味のある話を聞くことができました。
また、民間企業研修では、貴重な体験を経験し公務員も民間企業も関係なく社会に貢献することの大切さを学び、これからの教員生活の糧にすることができました。
各受講者には、諸先輩方の経験に学び、さらなる目標を持ってこの1年間、研修に臨み、1つでも多くの成果を残していただきたいと思います。
(教育企画部 企画室)