朝から雨模様でした。そのおかげであまり暑くなく過ごしよい一日でした。
本日は、シンガポールの西の端に位置するジュウロン(Jurong)地区の中学校と小学校を訪問しました。
まず、午前中はブンレイ中等学校(Boon Lay Secondary School)を訪問しました。多民族国家であるシンガポールらしく、校門には学校名が英語、ヒンズー語、マレー語、タミル語の4カ国語でしるされています。
1977年創立の同校は、当初は英語と中国語の教育が同じぐらいの割合で行われていたそうですが、1988年にはほぼ英語での教育になったということです。全校で890名の生徒が学んでおり、教員は63名が勤務しています。校長1名のもとで、3名の教頭が役割分担をして校務を進めています。
午後にはWest Groove小学校を訪問しました。英語教育と児童ひとりひとりの母語の教育、そして算数、理科教育に力を入れている学校です。
子どもたちは入学段階ですでに基本的な指示は英語でも理解し、簡単な自己紹介も英語でできます。学校の授業は母語教育など一部を除きやはりほとんどが英語でなされています。
(大阪府教育センター 企画室長 南部潔)