本教室では、心理支援ワークの一環として月に1回程度自由に意見を出し合う「ミーティング」を実施しています。7月の「ミーティング」では、「夏祭り」を企画したいという意見が多数出ました。そこで、7月29日に開催することとし、本番までに何を企画するか、準備には何が必要かについて皆で何度も話し合いました。
「夏祭り」当日の午前中は、たこ焼き、焼きそば、クレープなどの食べ物や、ヨーヨーつり、バルーンアートなどの遊びを楽しみました。生徒が中心となって企画し、当日の買い出しや調理などは分担してそれぞれの生徒が担当しました。チームワークが抜群で、とても上手にできあがりました。
午後からは指導主事の指導のもと、自家製の花火をつくりました。こよりを巻くのに苦労する生徒もいましたが、回数を重ねるたびにうまくなり、きれいな線香花火を楽しむことができました。
生徒からは「ヨーヨーづくりが楽しかった」「たこ焼き、焼きそば、クレープがすごくおいしかった」「みんなと一緒に協力してできたので、とても楽しかった」などの感想が聞かれました。
一つの行事をつくりあげる中で、自主性や協調性が育まれ、充実感や達成感が得られることによって、教室に復帰できるようエネルギーを蓄えていってもらいたいと願っています。
(教育相談室 適応指導教室)