8月22日(金)、栄養教諭・学校栄養職員研修(第1・2回)を開催しました。
午前中は、学校における食物アレルギー等への対応の在り方について、済生会中津病院の末廣先生からの講義があり、食物アレルギーや※アナフィラキシーについて学びました。その後、エピペンⓇ練習用トレーナー使った演習を行い、緊急時に速やかに対応できるようトレーニングを行いました。
※アナフィラキシー:
アレルギー反応により、蕁麻疹などの皮膚症状、腹痛や嘔吐などの消化器症状、ゼーゼー、息苦しさなどの呼吸器症状が、複数同時にかつ急激に出現した状態をアナフィラキシーという。その中でも、血圧が低下し意識レベルの低下や脱力を来すような場合を、特にアナフィラキシーショックと呼び、直ちに対応しないと生命にかかわる重篤な状態を意味する。
また、アナフィラキシーには、アレルギー反応によらず運動や物理的な刺激などによって起こる場合があることも知られている。(厚生労働省Webページより)
午後は、発達段階に応じた食育の推進として、茨木市立穂積小学校の福永栄養教諭から「お弁当フェスティバルの取組」と、藤井寺市立道明寺東小学校の京谷栄養教諭から「給食センターにおける中学校給食の取組」について、実践発表がありました。
最後には、本日の実践発表を踏まえて、自身の現状と課題を振り返るとともに、食育を推進させるための方法をグループで協議しました。
今日的な課題の理解を深め、他校種の仲間とつながることができた一日でした。
(企画室)