8月26日(火)大阪府教育センターにおいて、カリナビ・セミナー(夏季)手話研修を実施しました。聴覚に障がいのある子どもの理解や支援について学ぶことをねらいとして行いました。
前半は、堺聴覚支援学校松川教諭より、「聴覚に障がいのある子どもの理解について」の講義がありました。周囲から情報の得られない困難さについて、授業中の様子を例にあげ、実際に聞こえにくさ(擬似難聴体験)を体験しながら、聴覚に障がいのある子どもへの有効な支援の方法を学びました。
聴覚に障がいのある子どもへの有効な支援は、言葉(音声、文字、手話も含む)で、コミュニケーションできる環境を整えることが重要であると話されました。

写真1 聴覚に障がいのある子どもの理解について
後半は、前半の講義を受けて。講義・実習「手話講座」を行いました。 同じく堺聴覚支援学校の太田教諭より、手話について、「手話は、コミュニケーションツールの大切なひとつであること。」の説明がありました。講師として堺聴覚支援学校の橋本教諭と黒川教諭も入っていただき、指文字やジェスチャー、手話歌など体験研修を実施しました。
大変和やかな雰囲気の中、受講生が手話や指文字などを用い、相手に伝えようとする気持ちが高まるような研修になりました。
写真2 手話とは・・・
写真3 手話と指文字の体験中です。
受講者からの感想より
・ とても、わかりやすい楽しい研修でした。最後の歌は学校でも、子どもたちと一緒に取組んでみたいと思います。ありがとうございました。
・ 聞こえが難しい生徒に授業をする時の配慮について、わかりやすい話だった。2学期以降がんばってみます。
・ とても、よくわかり、楽しく教えていただきありがとうございました。2学期ぜひ聞いたこと、学んだこと、実技したこと、どんどん活かします。
(支援教育研究室)