平成26年度「大阪教志セミナー」第2回開催

 9月7日(日)、平成26年度大阪教志セミナー第2回を行いました。
 「確かな学力」に向けた言語活動の充実の取組として、美術館が行っている取組及び、聴くことの大切さを学ぶ内容でした。
 午前は、国立国際美術館の藤吉主任研究員より、「子どもとともに美術に関わる~『居場所』と感じてもらえる美術館づくり~」と題し、美術館は「居場所」の一つとして子どもたちと関わり、豊かに生きるためのさまざまな出会いを与え、思考力や創造力を育むことにつながる様々な活動をしていることを、ご自身の体験や取組を基にご講演いただきました。

kyousi07.jpg

 「美術作品との出会い、人との出会い、多様な思考や知との出会い、創造力との出会い・・・、そして自分との出会い」様々な出会いのある美術館の魅力が伝わってくるお話でした。

kyousi08.jpg 「美術館の活動と学校の教育活動がつながっていることが分かった」という受講生の感想がありましたが、芸術と子どもたちの関わり方、言語活動の大切さを知る良い機会となりました。
    
 午後は、「傾聴スキルを身につけよう!」をテーマに、教育センター教育相談室北村主任指導主事が講義を行いました。「傾聴」の大切さを実践的に理解するために「良い聴き方」、「良くない聴き方」等をペアワークで体験しました。「傾聴スキル」を身に付ける上で、相手を受容し、共感することに加えて「相手を尊重する心」が大切であることを伝えました。

kyousi09.jpg その後、各クラスに分かれて、午前の講演、午後の講義を踏まえ「私が理想とする教師像」についてブレインストーミングの手法を用いて班別協議を行いました。どのクラス、どの班でも活発に意見交換する姿が見られました。

kyousi10.jpg (学校経営研究室)

カレンダー

2025年5月

        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31