「いじめ対応のポイント」

~人権教育リーフレットシリーズ その1~

 私たち教職員が子どもの命を守るために

 子どもの変化を察知できていますか?気になっていることを後回しにしていませんか?
 いじめは重大な人権侵害です。どんな理由があろうと、いじめられてよい人間は一人もいません。
 いじめられている子どもは決して悪くありません。いじめる側が100%悪いのです。
「あなたにも悪いところがあるから」等の発言は、被害の子どもをさらに傷つけるとともに、いじめを一層助長します。

リーフレット1.jpgいじめを認知したときの対応をどうするか?

~いじめ対応のポイント~

◆いじめられている子どもの訴えを聞くときは、丁寧に温かくその気持ちを受けとめます。いじめられている子どもには、「あなたは何も悪くない。絶対に守る」と伝え、確実に守りきることが大切です。
◆いじめている子ども自身が、大きな心の傷を負っているケースは少なくありません。いじめ行為を許さないという信念を大切にしながらも、なぜいじめに走ったのか、どうすればいじめをやめられるのか、共感的に受けとめ一緒に考えていくことが求められます。
◆一人で対応しようとせず、周囲の教職員、特に管理職に報告し、組織として対応することが必要です。
◆いじめは絶対に許さないという姿勢、中途半端な指導では事態は改善しないとの認識を教職員で共有し、対応を進めていくことが重要です。

(リーフレット本文より)
 

 人権教育研究室では、平成25・26年度の2年間にわたり、「子どもの命と安全を守る人権教育」をテーマに調査・研究をおこなっています。その研究成果を教職員向けの資料として「人権教育リーフレット・シリーズ」全5を作成しました。リーフレットについて、順次、紹介します。

※リーフレットは、大阪府教育センターWEBページよりダウンロードできます。

ダウンロードはこちらから

(人権教育研究室)

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