今回紹介するのは、大阪府教育センター2階カリナビ入口の教材紹介コーナーに展示されている「回転スライダー」です。これは、府立交野支援学校四條畷校 櫃ノ上進教諭が作製されたものです。
【回転スライダー】
この「回転スライダー」は、色の合成の理解や注視・追視を促す教材として開発されました。
色の合成には「八角独楽」がよく用いられます。「回転スライダー」は、その「八角独楽」を二つ組み合わせ回転体とすることで、独楽を回せない生徒でも色の合成が確認できるように工夫されています。
対象生徒が横になった状態でも見やすくなり、理解しやすくなったそうです。また、回転が見やすくなったので、グループ全員でのまとめの学習にも活用されたそうです。
【八角独楽】
なお、ホームページで自立活動の取組や教材の工夫等を掲載している府立支援学校もありますので、教材づくりの参考にぜひ活用してください。
(支援教育研究室)