3月4日(水)、平成26年度中学校「外国語(英語)」ベーシックセミナーの第6回目が行われました。この研修は全部で6回の連続講座です。受講者は中学校における英語の授業の基礎的な指導技術や、生徒の意欲を引き出し、英語力を育成するための方策等について学んできました。
今回は最終回。前半は、受講者がこれまでセミナーで学んだことをいかして行った研究授業の様子を撮影したDVDを持ち寄り、グループに分かれて参観・協議を行いました。互いの授業をただ見合うだけでなく、改善の視点で意見を交換し合うことにより、新たな発見や気付きが生まれ、指導力の向上に役立ちます。
後半は、これからの英語の授業の在り方について、何をどのようにすべきかグループに分かれて協議を行いました。生徒の英語力を育成するために授業で行うべき活動についてそれぞれが意見を出し合い、整理し、全体で交流しました。
セミナー終了後、受講者からは「この研修で本当に学ぶべきことが多く習得できた。校内で共有して取り組んでいきたい。」「参加している先生はみな熱心でいい刺激になった。自校でも頑張ろうという意欲が湧いてくる。」など前向きな意見が出ていました。
生徒が英語を使えるようになるためには、授業の中で「聞いたり読んだりした内容について、習った英語を使って話したり書いたりして発信する」活動を行うことが大切です。このベーシックセミナーで学んだことをいかして、各校でさらに魅力ある授業を創っていってほしいと思います。
(学力向上推進室)