5月26日(火)に、教職経験年数2年~5年の府立学校教諭を対象とした「生徒指導実践力養成研修」を実施しました。
はじめに、府教育委員会事務局より府内の生徒指導上の課題や生徒指導の在り方についての講義を行い、続けて府立茨木西高等学校 池ノ内 秀次教諭より、自転車通学の安全指導に関する実践発表をしていただきました。
茨木西高等学校では、「通学安全マップ」を作成し、地域の方々や警察と協働した通学路での安全指導が行われています。「被害者にも加害者にもならない通学を」として自転車運転者としての意識向上に取り組んでいる、というお話でした。
(この地図は今年度改訂されています。)
後半は、モデル事例をもとにした研究協議を行いました。受講者による事例検討の後、大阪府高等学校生活指導研究会の先生方からの指導助言をいただきました。最後に生指研会長の府立茨田高等学校 寺野 雅之校長から「生徒の話をしっかりと聴くこと」「生徒のよさを見つけ保護者にも伝えること」の大切さのお話とエールを送っていただきました。
参加者からは、「様々な経験に基づいた意見を聞けたことが収穫でした」「自分が学校で行っていることを振り返る機会になりました」「多くの先生方と意見を共有することができ、とても有意義でした」といった感想が寄せられました。
第2回は、11月17日(火)に実施する予定です。
(教育相談室)