7月4日(土)、和泉市立南横山小学校を会場にして「平成27年度 大阪府へき地等学校教員夏期研修」「第32回 大阪府へき地・遠隔小規模校PTA連絡協議会研修大会」が開催されました。会場は、大阪府へき地・遠隔小規模教育研究会の6校以外にも各地から集まった教職員をはじめ、各校のPTA関係者、南横山小学校区の地域の方々が一堂に会し、熱気に包まれました。
公開授業では、いずれの学年の子どももじっくりと文章と向き合い、自分の思いや考えをもちながら読む姿があり、子どもたちが迷ったり悩んだりしている間、優しいまなざしでじっくりと待っている先生方の姿も印象的でした。
研究発表では「授業研究」「人権研修」の二本の柱について説明があり、「一人ひとりを大切にすること」「主体的な学びを通じて高めあうこと」「全職員による子どもへの関わり」など、南横山小学校が大事にするポイントがよくわかりました。
その他、子どもたちによる英語劇の発表、地域の方々との「笹踊り」発表、PTAによる活動報告、全校児童・教職員・PTAによる「南横の宝」(歌)の披露、学校林見学など、南横山小学校の魅力をたくさん発見できるプログラムでした。
教職員・PTA・地域の方々が、一人ひとりの子どもたちと正面から向き合い、愛情をもって温かく接することで「安心感」「信頼感」がしっかりと育まれている!...そう強く感じる一日でもありました。
豊かな自然や地域の特性を存分に活用し、少人数でのつながりを大切にしている南横山小学校の取組は、参加されたすべての先生方にとっても大変参考になったことと思います。
(写真は、「全校児童による合唱」)

(企画室)