小・中学校人権教育研修C(第2回)aコースを実施
10月8日(木)、小・中学校人権教育研修C(在日外国人教育)第2回aコースを実施しました。
小・中学校で在日外国人教育を中心的に担っている教職員約60名の参加がありました。
今回は、大阪市生野区のコリアタウンを中心に、所外研修として行いました。
前半は3つのグループに分かれ、コリアNGOセンターの金光敏(キムクヮンミン)事務局長、郭辰雄(カクチヌン)代表理事、李明哲(イミョンチョル)さんの案内で、「コリアタウン」(御幸森商店街)周辺のフィールドワークを行いました。
後半は金光敏事務局長より、「在日外国人教育を進めるために」と題して、外国にルーツのある子どもたちが学校で安心して過ごすために教職員がするべきことや、ちがいを豊かさにするための取組の在り方について、具体的な子どもたちとの関わりをもとにお話しいただきました。受講者からは、「日本と朝鮮は千年以上の交流があり、軌跡が数多く残ることを踏まえ、長い時間軸で語られるべきだという観点に共感しました。」、「コリアタウンに来て、ルーツのある子どもが最も見ているのは、クラスメートの姿という言葉が心に残った。何のための取組なのか、誰のための取組なのか。教員が目的、意図をもって、取組を進めていく大切さを知った。」という感想が多く寄せられ、有意義な研修となりました。
(生野コリアタウンに学ぶより)
(人権教育研究室)