小・中学校人権教育研修C(第2回)bコースを実施
最初に八尾市教育委員会指導主事より、八尾市の多文化共生教育・在日外国人教育の状況について講義がありました。八尾市では多くの学校に外国籍・外国にルーツのある子どもが在籍しており、アイデンティティ保持のための取組について聞くことができました。
次に学校の取組として、高美南小学校より実践発表がありました。同小では「ちがいを認めあう集団づくり」をめざして、特に多文化共生教育について具体的な取組をお話しいただき、その話を受けて校内の民族クラブを見学しました。最後に、民族クラブを指導している講師より、自らの思いや子どもの思いについてお話しいただきました。「子どもたちの活動、いきいきと取り組む一生懸命な姿に見入ってしまいました。『安心できる場』や『一緒に向き合える場』が大切な事がよくわかりました。」といった受講者からの感想があり、有意義な研修となりました。
(人権教育研究室)