4月6日(水)午後、大東市総合文化センター(サーティーホール)にて、府立支援学校幼稚部新規採用教員研修、府立高等学校・支援学校の初任者研修、新規採用養護教諭研修、新規採用栄養教諭研修の第1回を実施し、約800名の教職員が受講しました。
まず当センター所長の山﨑政範が、ホテルや商社に就職した先輩社会人が憧れと現実とのギャップに戸惑いながらも真摯に仕事に向き合う中でやりがいを感じるようになった例を挙げ、「自分に合った仕事などない。仕事に合ったスキルを磨き、仕事に自分を合わせていく」という仕事への姿勢や教員の使命、「子どもの背景を知り、子どもの指導を通して自分を成長させることができる」という教員のやりがいについて、受講者に熱いメッセ―ジを送りました。
続いて、教育庁教育振興室高等学校課の西田首席指導主事から、「研修の意義と重要性について」と題して、「これからの時代の教員に求められる資質能力の向上」や「教職生活全体を通じて学び続ける教員であること」など、使命感を持って教職に臨む重要性について講義がありました。
このほか、
・「教職員の服務、勤務条件等」「評価育成」「福利・厚生」について、
・「授業づくりで大切にしたいこと」について、
・「社会人としての基礎的スキルとしての報告・連絡・相談」「タイムマネジメントとは?」「マイポートフォリオを活用した課題設定」等について
教育庁・当センター指導主事より講義がありました。
最後に、受講者の振り返りシートから、感想をいくつかご紹介します。
・4月から勤務が始まり、右も左もわからないまま、授業が始まるのが不安でした。本日の講義を聞いて、4月からいっぱいいっぱいだった状況に対して、一歩立ち止まり初心に戻ることが出来ました。
・講師としての勤務経験もあり、自分なりに知識と経験があると感じていました。しかし、自信を持つことと、理解したつもりになり向上心を忘れることは違うことだと今日の講義で気づくことが出来ました。
・大阪府の教育公務員として、子どもたちの成長のために、この先生に出会えて良かったと思われるように、また子どもたち自身が学校に行くのが楽しいと思えるような学校生活を充実できるよう、日々、子どもたちと向き合い、ともに学び、成長していくことの大切さを改めて認識した。
(企画室)