中学校初任者研修(授業づくり)が始まりました。5月10日、12日には「生徒主体の授業づくり」をテーマとして、理科の授業づくりの基本的な考え方について研修を実施しました。
理科の授業のすすめ方の特色は、自然の事象・現象から主体的に問題を見いだし、予想・仮説をもとに目的意識を持って観察・実験を行い、その結果を整理し、考察するという活動をもとに、その問題解決の過程を通して、子どもたちに科学的に探究する能力や態度、科学的な見方や考え方を身につけさせていくというものです。
研修受講者は、教科書に載っている実験に少し工夫を加えることで、より良い授業の実践ができるようになることを体験できたと思います。
受講者の振り返りには、「これまでに行った実験の導入・展開が不十分だったことを痛感した」「授業の組み立て方を改めて確認することができたので、学校に持ち帰り深めていきたい」「実験の方法によって、生徒が得るものが大きく変わることを知った」などの有意義なコメントが見られました。
(小中学校教育推進室 科学技術推進グループ)