5月9日、小・中学校人権教育研修A(人権教育総論)を実施しました。小中学校で人権教育を中心的に担っている教職員および市町村教育委員会の指導主事合わせて約140名の参加がありました。
前半は「大阪府における人権教育の現状と課題」と題した講義、後半は「人権教育において大切にしたいこと」と題した講演を行いました。差別のない社会の実現に向けて、現在の状況をもとに私たちができる教育の在り方について考えることができました。受講者からは、「人権問題の課題を解決していくためには、人を認めるということ。人の尊厳を大切にしていくことだと改めて感じました。一人ひとりの子どもを大切にするという観点から、また明日から子どもたちを見ていきたいと思います。」という前向きな感想が多く寄せられ、充実した研修となりました。
(人権教育研究室)