6月3日(月)に、校内研究担当者研修(第1回)を、Zoomを活用したリアルタイム形式で実施しました。本研修は、校内研究の意義と担当者の役割などについて学び、校内研究担当者としての資質の向上を図るとともに、校内研究を推進する力を身に付けることを目的としています。
前半は、所属校の校内研究の取組みについて振り返り、現状の分析を行いました。先生一人ひとりの意識の方向性の違い、研究主題の曖昧さ・難しさ、有意義な討議会の持ち方など、様々な課題について考える先生方の姿がありました。
その後の実践報告では、吹田市立第六中学校速水指導教諭から、所属校における昨年度の校内研究の取組みや、担当者として大切にしたことについてお話しいただきました。協議会の持ち方の工夫や、校内研究の取組みを校内に広げる工夫などをご紹介いただき、受講した先生方は効果的な取組みの事例について考えることができました。
後半は、校内研究担当者として大切にしたいことについて協議しました。協議の中では、学校課題や研究主題などについて教職員間の共通理解を図るために、情報を発信していくことの大切さについて議論を進める先生方の姿などが見られました。その後、担当者の役割や校内研究推進のポイントについて考え、理解を深めていきました。
受講者の方々からは、「校内研究を進めて行く流れについて、実践報告から具体的にイメージすることができました。また、研究協議における視点や研究授業の在り方について今日的な考えを学ぶことができ良かったです。」などの感想をいただきました。
第2回は12月を予定しています。所属校の校内研究の取組みについて、工夫したこと、難しかったことなどを共有しながら、次年度に向けての総括に繋げられるように考えていく研修にしていきます。
(小中学校教育推進室)