教育庁ハートフルオフィスは、令和2年度に開設された教育総務企画課所管の事業です。
療育手帳を所持する府立学校の新卒者等を対象に選考を行い、非常勤作業員として最長
2年間雇用し、企業等への就職に向けた支援を行います。
今回は、「企業で活躍する元非常勤作業員へのインタビュー」をお伝えします。
〇企業で活躍する元非常勤作業員へのインタビュー
先日まで教育庁ハートフルオフィスで勤務され、現在は企業で活躍されているAさん
が、近況報告のために教育庁ハートフルオフィスを訪問してくれました。
その際に、教育庁ハートフルオフィスへの入職を考える未来の後輩たちに向けて、
インタビューに答えてくれました。
(勤務していた際の席に久しぶりに座りました)
元非常勤作業員 Aさんへのインタビュー
Q1.新しい職場で働き始めて、なにか生活に変化はありましたか?
A1.働くための心身のケアや趣味の時間等を確保したいので、時間を有効活用することを
意識するようになりました。
Q2.就職してみて、教育庁ハートフルオフィスでの経験が役だっていると感じることは
ありますか?
A2.非常勤作業員どうしで協力して働いた経験から、いまの職場でも周りを見て協力して
働く意識を持てています。
また、作業時間を守ることや、効率のよい仕事の進め方を考える力は、
教育庁ハートフルオフィスで身に付いたと感じています。
印刷機やコピー機を使って作業した経験は、いまの職場でも活かせています。
(インタビューを受ける様子)
Q3.今後の目標はありますか?
A3.いまの職場では契約社員として働いているので、今後は正社員になることが目標です。
また、正社員をめざすにあたって、普通自動車免許を取得したいと考えています。
Q4.教育庁ハートフルオフィスへの入職を考えている人に、メッセージをお願いします。
A4.教育庁ハートフルオフィスは、雰囲気が良く、働きやすい職場です。
困ったこと、悩んだことがあればいつでも指導員さんに相談できるので、安心して
働けると思います。
高校生までの私は何事もがんばりすぎて、疲れてしまうことが多くありました。
教育庁ハートフルオフィスで、「働き続けていくための適切ながんばり方」を
身に付けることができたと思います。
以上、Aさんへのインタビューをお伝えしました。
今後も、新しい職場でのより一層の活躍を楽しみにしています。
教育庁ハートフルオフィスでは、非常勤作業員が、日々の業務を通じて就労に必要な力を
付けるためのトレーニングをしています。
ただいま、教育庁、府立学校対象に、業務を募集中です。ご依頼お待ちしております!
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支援教育推進室