教員研修会「ヒヤリ・ハット」失敗事例より学ぶ

                           校長 片山 造

 放課後に教員研修を実施しました。今回は、起こりうる失敗事例をもとに、班に分かれて(問題の掘り起し⇒対応・対策の協議⇒情報の共有)行いました。

 話し合いの後、その内容について、発表があり様々な意見が出されました。

私からも集まった43名の先生に話をさせていただきました。以下、話の概要です。

・誰でも失敗する。そして、「これが正解だ。」というものはないが、失敗から学ぶことはできる。

・「ハインリッヒの法則」・・・1つの重大事故の背後には29の軽微な事故があり、その背景には300の異常が存在している。

・失敗しないために、特に3つの点を確認しておく。

  1. 「立場を変えて考えてみること」生徒・保護者の視点で考え、支援する。

  2. 「迅速かつ正確な情報収集をすること」初期対応と「報・連・相」が大切。

  3. 「マニュアルを遵守すること」思い込みや経験則にはブレが生じる。

このような研修を積み上げていくことで、知識と意識を高めていくことができるのではないでしょうか。とても有意義な研修でした。

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