2023年2月アーカイブ

教員研修(手話)

 2月27日(金)午後、本校体育館において、手話エンターテインメント発信団oioi(オイオイ)さんを講師にお招きし、研修をおこないました。研修内容は、(1)クイズ形式のやりとり(2)「手話体操」体を動かして手話を覚えよう!  まず、耳が聞こえない人に、伝わっているかを確認する際、「聞こえますか」ではなく「分かりますか」と聞いてくださいという(なるほど)から始まり、(聞こえないってどういうこと?)(...

握り続けたおにぎり

(ボランテイアは、させていただくもの)そんな言葉をあちこちで聞きます。  阪神・淡路大震災から28年の歳月が過ぎました。マグニチュード7.3、高速道路に一部が崩れ落ち、線路がぐにゃぐにゃになりました。避難住民の数は、最大時30万人を超えたといわれています。伊丹に住む友人によると、(テレビが反対の壁まで飛んだ)といいます。  丹波篠山の藤本さん(92)は震災後40日間、仲間たちと被災地に向けて(おに...

(学校という場所)知識を智恵に!

 ニンゲンは毎日、たくさんの知識や情報を得ながら生活している。その中で学校は、英語数学国語...時間を区切り、ジャンル分けしながら知識を与えてくれる場所である。おまけに、切り替えと準備・吸収のための?休憩時間が設けられている。社会に出ると、いろいろなジャンルの出来事が入り交じり一気に押し寄せてくる。そう考えると、学校は社会に出るまでの訓練の場でもあるといえる。  生徒から授業中によく聞かれる質問。...

手のリレー

 和歌山のお話。山崎浩敬さん(60)は、勤め先までバスを利用しています。山崎さんは、35歳のころに病気を患い、視力を失いました。それからというもの、全神経を集中して仕事場に通うため、職場に着くころにはクタクタに...。仕事を辞めようとも考えたそうです。  そんなある日、停留所でバスを待っていると「バスが来ました」という女の子の声とともに、山崎さんの腰のあたりに小さな手が添えられました。女の子はバス...

共通点

 昔から、よく映画を観る。なんなら、高校の進路希望の用紙にあった将来の職業の第2希望に(映画評論家)と書き、面談の時、担任の先生に鼻で笑われたことがある。  特に、北海道の近くに本屋も映画館もない町に住んでいた時など、(今となっては懐かしい)レンタルビデオショップに足繁く通い、新旧交えながら毎日のように映画を観たものだ。 どちらかと言うと洋画で、ジャンルは、アクションものであったり、アドベンチャー...

GIVE(ギブ)&TAKE(テイク)

 以前にもお話したことのある「TED」というプレゼンテーション映像で、心理学者のアダム・グラント氏が話されていたことを紹介します。  英語のGIVE&TAKEにあたる?(もちつもたれつ)という言葉があります。この言葉は日本人の謙虚さと助け合いの精神をよく表している素敵な言葉だと思います。  世の中は、GIVER(与える人)とTAKER(受け取る人)で構成されている。その関係性が実は(GIVEのみ)...

気になるCM

 3歳になる子どもが「いらっしゃいませ。」とごっこ遊びに集中している。そこで、テレビからあるCMが流れる。子どもは遊ぶのをやめ(じーっ)とテレビをみている。そして、CMが終わると、何事もなかったかのように遊びが再開される。この様子が微笑ましい。  今のところ、この現象は、「ピアノのCM♪」と「デリバリーのCM♪」そして「〇〇ホームのCM♪」が流れた時に発生する。どうやら、これらのCMには子どもをひ...

リバウンドメンタリティ

(リバウンドメンタリティ)とは、逆境をバネにすることができる精神のこと。  昨年のサッカーW杯での日本チームの活躍は記憶に新しいところ。予選リーグで優勝4回を誇るドイツに勝利し歓喜した数日後、決勝トーナメント進出のかかったコスタリカ戦で敗戦。予選リーグ敗退の危機的状況から、チームを立て直し、強豪スペイン戦では圧倒的にボールを支配されながら劣勢をはね返し撃破。長友選手が、試合後のインタビューで(ブラ...

あきらめない心

(あきらめない心を持ちなさい)自分がまだ生徒だった頃、授業や部活動、放課後の進路相談において、何人かの先生からそんな話をしていただいたことを記憶している。教科や年齢も様々、熱く語る先生もいれば、さらりと話をする先生もいた。共通しているのは、(あきらめない)というキーワードで自分の体験や思いを語っていたということ。 思いがけず、教師という仕事に就いた。教師だから?生徒に何かを伝えたり語りかけたりする...