2021年1月アーカイブ

言葉を届ける

校長 片山 造  現在の職に就いてからよく生徒に聞かれること。(其の一)「校長先生、給料いくらもらってるん?」(其の二)「校長先生、子ども大きなった?」(其の三)「校長先生、今日、わたし誕生日やねん!」  ①については、夢をもって欲しいので、(そんなわけはないが)「スペースシャトルが買えるぐらいや」②については、「ありがとう。すくすく成長しているよ」③については、(心より)「おめでとう!」と伝えて...

授業見学(3年2年1年)

校長 片山 造  福泉高校生徒のみなさん、日々、学んでいますか?テストに向けて調子はどうですか?くれぐれも悔いのないように準備してください!今回も見学した授業内容を紹介します。 3年生「英語演習」...HELLO KITTYの長文読解。知り得たのは、①1974生まれ②淡路島にテーマパークあり③ポリシーは「やりたいことは全部やる!」。 2年生「音楽Ⅱ」...全体合奏に向け個人練習。曲はリメンバー・ミ...

第2回 オープンスクール学校長(挨拶)

※1月23日(土)に開催された、第2回オープンスクールに来ていただいた中学生&保護者の皆様への挨拶を掲載します。ありがとうございました。 福泉高校へようこそ!校長の片山です。みなさんは、今、高校入試という経験したことのないことに挑戦しています。勉強がわからない、なかなかうまくいかなくて不安で逃げ出したくなる、勉強なんてしたくない!そんな時もあるでしょう。しかし、言えることは「学んだ知識は荷...

第2回オープンスクール

1月23日(土)第2回オープンスクールを実施しました。校舎4階の視聴覚室で、ソーシャルディスタンスを考慮し、間隔をとって席についていただきました。校長先生から顔晴(がんば)ってくださいとエールがあり、生徒会会長の挨拶や、軽音楽部の歓迎演奏、そしてプレゼンテーションソフト(PP)を活用した本校の説明などをしました。  その後、生徒会生徒の先導で校内の見学をしていただき、最後に、個別に質問や相談をお...

YELL企画第5弾! 百人一首 with コロナ

1年学年主任 西川道治  1月21日(木)、生徒たちが百人一首大会を愉しみました。本校の百人一首大会は、例年1月に体育館で開催される学年行事です。しかしながら、今年は新型コロナウィルス感染症拡大防止のため、クラス毎に各HR教室で実施することになりました。  2度目の緊急事態宣言の下、感染リスクが高い教育活動が禁止されています。百人一首は、近距離かつ対面形式のグループ活動のため、マスク着用・換気・...

授業見学をしています

校長 片山 造  今年度2回目の授業見学をしています。やはり、授業は学びの宝庫ですね。授業の内容を少しご紹介することにします。「科学と人間」では、(バイオマスを原料とする燃料)について学び、「体育」では(NiziUやBTSの曲に合わせたDANCE)で汗を流し、「初級国語」で漢字検定に向けた勉強をしていました。やはり、学校はステキな場所です。いる時は分からなくても、そこを離れてから分かることもありま...

3年生「生命科学」の授業より

校長 片山 造  1月18日(月)4時間目、学校近くに「麦踏み」に行ってきました。田んぼでは、稲刈りが終了した秋から翌年の春まで、麦や大豆を植える二毛作が行なわれています。文字の通り、人が生えてきた麦を足で踏みつけていくのが「麦踏み」です。「麦踏み」をすることで、冬の寒さに負けない丈夫で強い麦が育つと言われています。  近隣で農家を営んでおり、今回も生徒の指導をしていただいた井上さんによると、(ト...

2年生の進路&人権講話

校長 片山 造  昨日、体育館において、株式会社良心塾代表の黒川洋司さんが、自分が歩んできた道、人々との出会いで気づいたこと「人がもたらす縁」「感謝される歓び」、世の中に対する思いや社会において自分が果たすべき役割、「夢と志」についてお話をしていただきました。 黒川さんの話からたくさんの熱いメッセージとエールを受け取ることができました。この日の話から何かを感じとり、これからの学校生活や将来の進路に...

今さらながらSDGs

校長 片山 造 SDGs(持続可能な開発目標)は、2030年までに達成すべき17の国際社会共通の目標のこと。これは、2015年9月に国連で開かれたサミットの中で決められた。 実は、SDGsの前に、あまり知られてはいないが、2015年をゴールとした「貧困の撲滅」「ジェンダーの推進」等、8つの目標からなるMDGs(ミレニアム開発目標)が存在していた。SDGsはその目標や想いをさらに広げ、継承したもの...

多様性を感じること

校長 片山 造 現代は(多様性)に富んだ時代である。これは最近よく聞く言葉。先日、望月菜南子さん著『1は赤い。そして世界は緑と青でできている』という本を読んだ。この本では、共感覚(きょうかんかく)で女子大生である筆者がその事象を分かりやすく説明してくれている。「共感覚」とは、ある1つの刺激に対して、通常の感覚だけでなく、異なる種類の感覚も自動的に生じる知覚現象のこと。 例えば、文字に色を感じたり...

つなぐということ

校長 片山 造 1月5日(火)の始業式で、生活指導部の西川先生が「つなぐということを今年のテーマとしたい」と放送で皆さんに呼びかけました。今回は、つなぐという言葉について、考えてみたいと思います。 「つなぐ」の意味を調べると、①ひもなどで結びとめて離れないようにする。「物をー」②離れているものを一つに結ぶ。「糸をー」③長く続けて絶やさないようにする。「命をー」「夢をー」とあります。なるほどという...

漢字のお話し(画数)

校長 片山 造 年賀状を書いていて、ふと思った。画数の多い漢字はなんだろう?調べてみた。 鳥の名前「鸞(らん)」は30画。さらに上は、龍を4つ並べて(テツ)と読む64画の漢字もあり、口数が多いという意味。 因みに、一画の漢字は5つある。それは「一(イチ)」「乙(オツ)」「亅(けつ)」「丶(チュ)」「丿(ヘツ)」。覚えておこう!どこかでなにかの役に立つかもしれない。

(いいな)と思う言葉③

校長 片山 造 日本の国語教育研究家に、大村はま(1906~2005)という方がいた。国語教師として52年間教壇に立ち、自ら主宰した「大村国語教室」では、子どもはもちろんのこと、後進や研究者、保護者にまで影響を与えた。たしか、教師になった時、母親から「読んでおきなさい。そのうちわかるから。」と著書『教えるということ』を渡された。 数年後、ふとその本を読むことになる。「ちゃんと少しずつ進む」「(先...

3学期始業式講話

 みなさん、明けましておめでとうございます。校長の(片山)です。7日間の短い冬休みが終わり、本日より学校が始まりました。今年のお正月、自分と大切な人を守るため、マスク着用できましたか?今年も(もういいだろう)と思うまで、「マスク着用」と言い続けますよ。  さて、昔から「1年の計は元旦にあり」といいます。今までしたことがないこと、以前はしていたけれど最近していなくて気になっていたこと。なんでもよいの...