校長 片山 造
1月5日(火)の始業式で、生活指導部の西川先生が「つなぐということを今年のテーマとしたい」と放送で皆さんに呼びかけました。今回は、つなぐという言葉について、考えてみたいと思います。
「つなぐ」の意味を調べると、①ひもなどで結びとめて離れないようにする。「物をー」②離れているものを一つに結ぶ。「糸をー」③長く続けて絶やさないようにする。「命をー」「夢をー」とあります。なるほどという解釈ですね。①②は、もともと離れていた(もの)を結びつけひとつにするという意味。③には、伝承・継承という意味も含まれています。
世の中は、たくさんの(物)と(者)が存在しています。それぞれが別個のように見えますが、実はどこかでつながっている。そう考えると、何事も適当にすることはできないと思えます。そう言えば、(授業内容は覚えていないが)高校時代、生物の先生が「シナプスのばして!知識つなげて!」と身振り手振りを交え授業していたことを思い出しました。
ちなみに、日々の生活の中、突然訪れる「場をつなぐ」という状況。ピンチの時こそ、自分が成長するチャンスととらえると、これもまた愉しい場と時間になるかもしれません。