2021年11月アーカイブ

「仕事今昔そして未来」

校長 片山 造  町の図書館の新刊本コーナーで借りた本のタイトルは『失われゆく仕事の図鑑』。そこに載っているのは、アレもコレもヒトが手で創り、動かしていた時代の記録。 「町の花売り娘?」「新聞社の伝書鳩?」「紙芝居」「レコード屋」「ポン菓子屋」「映画看板師」「公衆電話」...。なんとなく話で聞いたことがある仕事、そう言えばと思い出す仕事や物、そこには懐かしい昭和の匂いがした。  中学の時、絵の上手...

授業見学をしています(其の弐)

校長 片山 造 「現代社会(1年)」と「数学A(2年)」の授業を見学しました。 「現代社会」...まずは導入!「マララさんの話⇒ノーベル平和賞の話」と(へーっ)という学びの多い時間となりました。次に前回の授業内容「国民の三大義務」の確認・説明がされました。そしていよいよ、本日のテーマ「平和主義と我が国の安全」に入るにあたり、PPで「東アジアに情勢」が映され、世界で繰り広げられている「AI戦争」...

3年 修学旅行2日目②

校長  片山  造  37期修学旅行2日目は、天候にも恵まれ「ナガシマスパーランド」を満喫し、16時前にバスに乗り込み、学校に向けて出発したとの報告がありました。今のところ、到着予定時刻は18:30過ぎです。 【現地からの報告】 ・11:38AM 最終目的地のナガシマスパーランドに着きました。生徒、楽しんでいます。 ・15:57PM 数名集合遅れ、今から学校に向けて出発します。この後、休憩を取りな...

3年 修学旅行2日目①

校長 片山 造  修学旅行2日目。今朝、現在のところ体調を崩した者もおらず、みな元気に過ごしているとの報告がありました。写真はホテルからの美しい眺めと朝食会場の様子です。今日は「ナガシマスパーランド」でアトラクションを楽しむ予定です。バスに乗り込み出発します。15:30まで滞在し、その後、バスにて学校に戻ってきます。到着予定は18:00です。

3年 修学旅行1日目②

校長 片山 造  修学旅行1日目の続報です。(B団)陶芸の後はバスで伊勢神宮に移動。おいしい昼食の後、伊勢神宮、おかげ横丁周辺を散策しました。16:30(A団)も1時間遅れでB団に合流しました。 この後、ホテルに移動し、夕食⇒(点呼)⇒消灯になります。明日に備えて休息が大切。 明日は2日目。朝から「ナガシマスパーランド」に行きます。明日も晴れますように! 【現地からの報告】 (A団)寒いながらも...

3年 修学旅行1日目①

校長 片山 造  本日、3年生が修学旅行(滋賀・三重1泊2日の旅)に出発しました。今回の修学旅行は昨年6月実施予定の再々チャレンジで、場所と日程をかえ実施するものです。 午前7時30分。荷物を抱えた生徒たちが、お家の方に送ってもらったり、自力でコロコロとスーツケースを押したりしながら学校にやってきました。私服ということもあり、なかなかおしゃれな格好をしています。林教頭先生が団長として引率します...

ありがたい言葉

校長 片山 造 「先生、いてくれてありがとう」 ある日突然、生徒からそんなことを言われたことがある。もちろんこれは告白ではない。  私が教科「古典」を担当しているクラスの生徒が、どうやらクラスの中で孤立している。それは、授業をしていてなんとなく私にも伝わってきた。いたたまれなかったので、チョークを置いてクラスに聞いてみた。「なにがあったかは知らないが、ここ最近、クラスのムードがよくない。私にな...

2年 球技大会(ドッジボール)

2年 高木 浩和  11/19(金)、本校体育館にて(ドッジボール)を実施しました。まず、1・3・5組と2・4・6組に分かれてリーグ戦を行い、その後、決勝トーナメントにより勝敗を競いました。開始早々、生徒たちは闘争心むき出しの様子。体育館には歓声が響き渡りました。大盛り上がりの中、3位決定戦と決勝戦を全面コートで行いました。負けてしまったクラスの生徒たちは、悔しそうにしながらも勝ち残ったクラスを応...

「進路講演会(先輩の話をきく)」(2年)

校長 片山 造  体育館で「進路講演会」が開催されました。これは、本校卒業生が自己の体験をもとに「働くということ」「大学・専門学校等、学校というところ」について在学生に話をするというものです。今回は6名の卒業生(働いている方4名、大学生・専門学校生2名)が話をしてくれました。 【先輩からのメッセージ(抜粋)】 ・高校生活にできることはやっておいた方がよい。自分自身、高校時代、先生方にも迷惑をかけた...

長続きの秘訣

校長  片山 造  「何をやっても長続きしないのですよ。」ある集まりで、初めてお会いした会社員の方にそう言ったことがある。すると、思いもしない言葉が返ってきた。「教師を30年以上続けてらっしゃるじゃないですか。立派なものです。」(それもそうだな)と感じた。  アインシュタインは、「人生を楽しむために大切なのは好奇心を失わないこと」という言葉を残している。人生100年時代。自分のやりたいことが長続き...

授業見学をしています(其の壱)

校長 片山 造  今年度2回目の授業見学を実施しています。今回は書道と体育(持久走)の授業を見学してきました。  「書道」...仮名文字と平仮名を組み合わせた書の清書の時間でした。私も久しぶりに墨をすり、一枚書かせていただきました。なかなか思うように筆を進めることができず苦心することしきり。なんとか一枚完成させました。こころを無にして、何かに取り組むのはとても大切であることを再確認した時間でした。...

「骨粗鬆症(こつそしょうしょう)」

校長 片山 造  最近、(骨粗鬆症)という言葉を聞く。今後「早口言葉」の定番になりそうな言葉だ。  江戸時代の儒学者(貝原益軒)の書に『養生訓(ようじょうくん)』がある。内容は、健康についての指南書。驚くべきは、人生50年といわれていた時代に、83歳の益軒が自己の体験に基づいて書かれた本である。もう少しだけ内容について触れておくと、例えば、「運動・栄養・休息の過不足なく生活することのススメ」「控え...

知っておかなければならないこと、守るべきこと

生活指導部 坂口 大樹  11月11日(木)、各HRにおいて「交通安全講習会」を行いました。登下校時、生徒が自転車で事故を起こしてしまうことを頻繁に耳にします。まずは自転車事故を起こさないために、私たちが日頃からどういうことに気を付ければよいかについてプリントと映像をみながら学習しました。  また、事故に巻き込まれたり、事故を起こしてしまったりした時、どのような対応をすればよいか、改めて今回の...

人として認められる歓び

校長 片山 造  人は時として、相手が話をしている途中で、言葉の先読みをして、次の言葉を遮ってしまうことがある。先生という職業はその典型で、一方的に生徒の言葉や思いをねじ込めてしまうことがある【自戒】。  相手の話を聞く際、①「はい(そうですね)」「なるほど」等の同調系②「そうなの?」「何それ?」等の疑問系の2つに分けられる。①と②を混ぜながら話をすることが多い。 【話し方を変えるだけで、生徒の自...

大学見学会(羽衣国際大学)

校長 片山 造  生徒と一緒にバスで羽衣国際大学の学校見学会に参加してきました。今回の目的は、2年生と1年生の大学進学希望者が(大学とは?)(大学で何を学ぶか?)を知ること。  学生さんや広報担当の方から学部・学科の学びや大学での生活、卒業後の進路について説明を受けた後、学校内の施設を見学しました。生徒たちは、高校とは異なる大学の雰囲気を肌で感じることができたようです。さらにうれしく心強かったこと...

アフェクティブ・エンパシー(感情・共感)

校長 片山 造  あかちゃんが3人並んでいる。ひとりが泣き始めると、それにつられて2人目そして3人目が泣き始める。これは、あかちゃんの感情が「つながり」⇒「共感」そして「泣いた」ということ。  興味深い話がある。ある産婦人科医によると、(あかちゃんはどこまでが自分のカラダで、どこまでが自分のキモチなのかわからない)らしい。そう言えば、我が子もあかちゃんの時、不思議そうに自分の足を確認したり舐め...

文化祭を満喫しました!

2年学年主任 西川道治  10月29日(金)、第39回福泉高校文化祭が開催されました。27日(水)体育祭からの盛り上がり最高潮で迎えた文化祭当日は、生徒たちの笑顔が弾ける晴れの舞台になりました。  2年生では、「第2回クラスTシャツグランプリ」が実施され、学年生徒全員が各クラスのオリジナルTシャツを着こなしました。フク泉高校ならではのコンテストは、「笑う門にはフク(福・服)キ(来・着)たる」をスロ...

職業選択の自由

校長  片山 造  1980年代、CMのフレーズに「職業選択の自由♬アハハ...」というのがあった。確か、就職情報誌のCMだった気がする。そのフレーズとともに、懐かしく思い出したことがある。それは、高校・大学時代、私に自身の将来の夢を語ってくれた友人や先輩のこと。 【其の壱】夏、自転車旅行先、満天の星を見上げながら、(科学者)になると宣言した友。 【其の弐】支援ボランティアのキャンプに参加した時、...

感動なくして更生はない!

校長 片山 造 「私がやっとることは、別に他の人でもできんことではないと思うよ。みんな、する気がないからできんのじゃない。」これは、以前「福泉だより」で紹介した、元保護司(ばっちゃん)こと中本さんの言葉。中本さんは、親や社会から構われなくなった子どもたちを自分の家に招き入れ、食事をふるまう。  8年の長きにわたり取材をしたNHKディレクター伊集院さんは、ばっちゃんのと子どもたちの会話について(子ど...