2021年8月アーカイブ

140字の物語

校長 片山 造  「140字のキセキ」という番組をみた。この番組は、実際に体験したり見聞きしたりした「140字の心温まるエピソード」を各界の朗読の名手たちが読み上げ、コロナ禍で(イガイガ?)した人の心の渇きを癒すというもの。  「140」。この数はツイッターで送信できる文字数の上限を表している。(携帯電話のショートメッセージの上限は160字。)  「140文字で人を感動・共感させる文章を書きなさい...

できなくてもいいんだよ

校長  片山 造  「できない、できない」最近、2才になる子どもがもどかしそうな素振りとともに言っている。どうやら散らかした本やおもちゃを元の箱に片付けようとするがうまくいかないようだ。この春、保育園に行くまでは、そんな言葉を口にしたことはないのだが...。  テレビでは東京オリンピック2020の熱戦が繰り広げられている。鍛えぬかれたアスリートたちの姿を観ているときっと、自分に限界(できない)を...

悩むばかりではなく考える、そして行動する

校長  片山 造  「若年寄になっているよ。」30才代後半、勤務校3校目で先輩教員から言われたこと。(若年寄?)何のことだろうとしばし考えてみた。するとすかさず、「腕組んでるよ」と言葉が飛んできた。どうやら、(若いのに行動せず腕組んでいるよ。それじゃ駄目だね)ということらしい。  額に汗してあくせくと働くことに意味を見出すことができない時期がある。その時期が学生時代なのか社会人になってからなのかは...

ARIGATO(ありがとう)

校長 片山 造  東京オリンピック2020の閉会式で、新国立競技場の電光掲示板に映し出された(ARIGATO)の文字。帰国していく選手からは(コロナ禍の中、開催してくれてARIGATO)の声と笑顔が届けられています。 これは、素直な気持ち。素直な気持ちは素直な心で受けとめたい。 そして、こちらこそ(感動をARIGATO)と伝えたい。  物語はまだ続いています。今度はパラリンピックに出場する選手とそ...

災害ボランティア in 熊本

生徒会部 高木 浩和  8月4日(水)から三日間の日程で、生徒会生徒5名が熊本県益城町で、災害支援のボランティア活動を行いました。  2日目の8月5日(木)は、木山仮設団地で益城町社会福祉協議会の職員の方から熊本地震のボランティア活動について説明を受け、その後、コミュニケーションの場となっている「みんなの家」を掃除させていただきました。住民の方がご馳走してくださった熊本名物の「いきなり団子」はとて...

声の掛け方

校長  片山 造  どんな声掛けをすればよいか、考えることが度々ある。もちろん相手との関係性や距離感によって、声の掛け方は違ってくる。相手を思いやりながら、自分が伝えたいことを言葉に乗せていく。簡単そうに見えて、なかなかに難しいことのように思う。  「片山さん、いかに・いかでか・いかが・いかにか?」そんな声掛けをしてくる国語の先輩教員がいた。これは、漢文の疑問・反語表現で〔~だろうか。(いや~で...

やさしさと心の強さと

校長 片山 造  長い間、教員をしていると、授業・HR・部活動・卒業式...少なからず生徒に語りかける場面がある。先日、卒業生のSNSの中で、授業中に私が言った言葉が書かれていた。 (心や芯の強さ)は生まれつきのもので鍛えることはできない。だから自分にそれがないとくよくよする必要などない。両手を広げ自分の身の丈を知っていればそれでいい。  全く覚えてはいないが、何と恥ずかしいことを言ったものだ。ま...

言葉の定着(認知と理解)

校長 片山 造  16才以上を対象に国立国語研究所が実施した「外国語定着度調査」(2002~2004)によると、認知率ベスト3は、1位「リストラ」2位「ストレス」3位「ボランティア」。ちなみに、4位以下は「リサイクル」「プライバシー」「テーマ」「メッセージ」「トラブル」「インターネット」「サンプル」と続く。これらの結果は、当時の世相を反映したものといえる。認知とは、(知っている)ということ。同時に...

8/6そして8/9に想う

校長 片山 造  先日、家の近くの図書館の新刊本おすすめコーナーに置かれていた「広島平和記念資料館は問いかける」(記念館前館長・広島大学客員教授 志賀賢治著)を借りて読みました。  広島平和記念資料館は、被爆資料、そして、遺品を展示することによって「あの日」広島で一体何が起きたのかを人々に伝えています。  1945年8月6日の午前8時15分(広島)に、8月9日午前11時02分(長崎)に原子爆弾が投...

熊本災害ボランティア(速報)

校長 片山 造  8月4日(水)から3日間の日程で、本校生徒5名と引率教員1名が熊本県に災害支援のボランティア活動に入りました。これは大阪府教育庁による派遣事業で、府下5校の高校が全国の被災地で現地の方と交流しながら災害ボランティア活動に従事するというものです。  1日目の8月4日は、益城町の情報交流センター等で職員の方から説明を受けました。その後、震災遺構を視察。2年前にも訪れ修復がなされている...

夏休み後半戦へ!

校長 片山 造  福泉高校生諸君!夏休みを楽しんでいますか。とは言いつつ、8月2日(月)大阪にも?回目の緊急事態宣言が発令されました。そんな中、気がつけば、7月21日(水)の終業式から15日が経過しました。ということは、2学期開始まで残すところ...(計算してみてください)。まだまだ、何か成し遂げられそうなそんな日数が残されています。  世界の国の夏休みを調べてみました。(世界の半数以上は、日本よ...

数字を超えた想い

校長 片山 造  早いもので、間もなく2020東京オリンピックが終わろうとしています。オリンピックを通じて、月並みですが(人と人との結びつきの大切さ)(スポーツが人に与えるパワー)を実感しました。  TVやラジオの中継より聞き知ったこと(なるほどと思ったこと)や数字を記載します。 【其の壱】オリンピックの聖火トーチは東北の震災仮設住宅のアルミ廃材でできている。 【其の弐】開会式の空に浮かんだ球体...

ダンス部 フェスタでトップをつとめるの巻

校長 片山 造  7月31日(土)午後、泉ヶ丘のビックアイの大ホールにおいて、「ダンスフェスタin泉ヶ丘」が開催されました。今回は、残念ながらコロナウイルス感染防止のため、出演者と関係者のみの参加となりました。地域16の高校等の団体の先陣を切って、我が福泉高等学校ダンス部7名がNiziU『Take a picture』やJP THE WAVY『WAVE BODY』の楽曲に乗せてステージで躍動しまし...