悩むばかりではなく考える、そして行動する

校長  片山 造

 「若年寄になっているよ。」30才代後半、勤務校3校目で先輩教員から言われたこと。(若年寄?)何のことだろうとしばし考えてみた。するとすかさず、「腕組んでるよ」と言葉が飛んできた。どうやら、(若いのに行動せず腕組んでいるよ。それじゃ駄目だね)ということらしい。

 額に汗してあくせくと働くことに意味を見出すことができない時期がある。その時期が学生時代なのか社会人になってからなのかは人それぞれ。最近実感するのは、(誰かのために懸命に働くのは尊いこと)ということ。どちらの時期も経験し、それを乗り越えていくことで何かが生み出されるのかも知れない。