2020年8月アーカイブ

みんなちがってそれでいい!

校長 片山 造 意見のちがいは当たり前。 自分とまったく同じ人はいない。 世の中にはいろんな人がいる。 意見のちがいが起こるのは当たり前だよ。 意見がちがうことに臆病にならないで。 学校はたくさんの人が集う場所。そして、一人ひとりに思いと考えがある。あの人とは意見がちがうからとスル―して話をしないのはもったいないこと。バランスをとるのも大切なことだけど、せっかくだから相手への尊重と敬意を忘れ...

無関心ということ

校長 片山 造 シラケ世代とも言われる1970年代の若者気質をあらわした「三無主義(無気力・無関心・無責任)」という言葉がある。戦後の高度成長期が終わり、世の中にゆきづまりをみせ始め、なんとなく無力感が漂っていた時代にそんな言葉が生まれた。 闇から輝きへ、そして無関心から行動へ。感情がなければ変換など起こりえない。 これはスイスの精神学者であり心理学者でもあるカール・グスタフ・ユングの言葉。無関...

読書のススメ

校長 片山 造 「新潮文庫の100冊」家に帰るとそんな冊子があった。10年ひと昔とはよく言ったもの。パラパラめくってみると、昔と今の100冊とでは随分その作品に様変わりがあることが分かった。私が本を読むようになったのは高校時代。大会後で部活が休みに時にふらりと学校の図書館に行ったのが始まり。次いで、浪人時代。図書館で受験勉強をしているうち、本に囲まれていることに気がつき、問題集を横に読書に興じて...

第35回 同窓会

 8月23日(日)、第35回同窓会を開催しました。今年度は、コロナウィルス感染症予防の観点から、総会を開かず役員会のみの開催でした。例年、総会終了後に卒業生と先生方が歓談している姿が見られますが、今年は、残念ながらそれもかなわず、寂しい同窓会となりました。  ご多用の中、猛暑にもかかわらず、お運びいただいた役員の皆様、誠にありがとうございました。今後も本校同窓会をよろしくお願いいたします。  係 ...

当たり前のことを当たり前に考察してみる

校長 片山 造 「宝くじは購入しないと当たらない」その通り。「オリンピックは参加することに意義がある?」「言わなければ思いは伝わらない??」考えを進めていくにつれ、「?」の数が増えていく。世の中は便利になり、そこに行かなくても疑似体験できることも増えている。例えば、私たちはZoomでテレビ会議をしたりGoogle earthで世界中の場所とつながったりすることができる。 では、「学校に行くのは、...

全員がハッピーになる答えを見つける。

校長 片山 造 みんなの意見が たとえちがっていても、 だれひとり取り残さずに 全員がハッピーになれる 答えを見つけることが  大事なんだ。 全員が納得して進んでいくということは、個人の納得というサイズを超えていかないということ。みんなでキラキラしたまなざしで知恵を出しあって、納得のそのむこうをめざしていくと、思いもかけないスゲー答えがみつかるかも知れない。その結果、みんながハッピーになる‼️...

気になるTV番組

校長 片山 造  昔はよくテレビを観ていた。授業で使えるネタはないか?新聞のテレビ欄にチェックを入れ、録画⇒編集して授業で生徒にみせたものだ。そのうち、知識や情報はネットや書籍から得ることが多くなり、最近はあまりテレビを観ていないことに気づいた。  そんな中、なぜか気になる番組がある。BS朝日で毎週金曜日のよる9時から放送されている「迷宮グルメ異郷の駅前食堂」。番組内容は、ヒロシ(さん)が言葉も...

今年の流行語は?

校長 片山 造 早いもので今年も2/3が終了しようとしている。毎年12月になると、今年度の流行語が発表されている。今年は本来であれば、2020東京オリンピックが開催され、その競技の中から選手が発した名言が生まれていたはず。それは来年2020+1の楽しみにしておくことにして、今年については、今のところ「コロナ(禍)」「3密」「ソーシャルデイスタンス」「PCR」「巣ごもり」...というあたりだろうか...

学校周りの壁がフェンスに

校長 片山 造 暑い日が続いています。例年であれば、そろそろ朝夕涼しくなっていくはず。熱中症にならないように、(マスクを着用)しながら体調管理と水分補給に努めましょう。 2年前に大阪北部を震源とするM6の地震が発生しました。交通機関が止まり、家屋倒壊等もありました。高槻市の小学校ではブロック塀が倒れ、女児が犠牲になりました。児童・生徒の安全を考え、大阪府の市町村の小中学校や府立学校の外壁をフェン...

生徒たちに教えられたこと(野球編)

校長 片山 造 A高校 0 0 2 4 18 24 B高校 0 1 0 0 0 1 これはB高校において、私が初采配したある地方大会予選の高校野球のスコアである。 転勤初日、2年2名が職員室の私のところにやってきて「先生、野球部監督をしてください」と言った。生徒会の規約で、1年以上活動のない部活は廃部と決められていた。「わかった。それなら9名集めてこい」きっと集まらないだろうと高...

夢を追いかける

サッカー部顧問 西川道治  この夏、FUKUSENイレブンは、9月13日(日)の選手権大会初戦突破に向けて取り組んでいます。  8月上旬の練習試合は、1勝1敗1分、実力校を相手に見応えのある試合内容となりました。  2日(日)の浪速高校戦は、今季初のホームゲームでした。序盤に先制され、苦しい展開でしたが、前半終了間際に同点に追いつき、1-1で折り返しました。後半開始直後の失点で目が覚めた選手たち...

親友とは?

校長 片山 造  今まで、まったく考えもしなかった「親友」とは?という問いについて考えてみた。  国語辞典には、(互いに心を許しあっている友。特に親しい友とある。)なるほどと思いながら、自分の経験から「親友」という言葉をできるだけ簡潔に定義してみることにした。 (嬉しい時に自分以上に喜んでくれる存在)  なんとも自分勝手で都合のよい話だが、自分自身も誰かにとってそういう存在でありたいと願う。迷惑...

テーマ(目標)

校長 片山 造 「Road to~」これは、サッカーW杯日本代表が掲げている目標で、~には次期W杯開催国の名が入り、荘厳な音楽とともに(絶対に負けられない戦いがそこにはある)という文字が繰り返しTV画面に映し出されている。 2020東京オリンピックのテーマ(目標)は「Be better together/より良い未来へ、ともに進もう」らしい。ちなみに、1964東京オリンピックは「スポーツの力を、...

マスク着用

校長 片山 造 下の写真のポスターが3年生のフロアのあちらこちらに貼られています。これは、生徒に向けて学年の先生が、今般のコロナ感染予防の協力を訴え?作成したもの。 生徒のみなさん、教室で友達や先生と話す時、廊下で人とすれ違う時、マスクを着用していますか?そして、この「マスクをつけよう」のメッセージは届いていますか? 届いているならよろしい。届いていないのなら、どれくらいこのポスターを貼れば届き...

2学期始業式(式辞)

校長 片山 造 みなさんおはようございます。校長の片山です。短い夏休みが終わり、今日から2学期が始まりました。まずは、みなさんにお話ししておかなければならないことがあります。それは、夏季休業中に本校でも数名の教員にPCR検査の結果、陽性反応が出ました。またその教員と濃厚接触者になり、この後、PCR検査を受ける教員がいます。感染の経路については、(食事をともにしたこと)がその原因とされています。 ...

1学期終業式(式辞)

校長 片山 造 みなさんこんにちは。校長の片山です。放送ではありますが、1学期の終業式を迎えることが出来ました。2020の幕開けとともに始まったコロナ禍の中、みなさん不安に過ごしていることと思います。本校でもPCR検査を受けた人が数名、その中で陽性反応が出た人もいました。確実に、私たちの近くにコロナの脅威が近づいてきています。 では、私たちに今できることは何か?それは、この問題を他人事ではなく自...

世界で最も歌われている歌は?

校長 片山 造  世界中で最も歌われている歌は、みなさんもよくご存知の「Happy Birthday to you」。地球上の人口は現在78億と言われている。1秒間に4.2人の生命が誕生し(ネット情報)、毎日多くの人が誕生日を迎え、この歌のもとに多くの笑顔と祝福が存在しているはずである。しかしながら、実はこの歌、元来、バースデーソングではなかった。「Good Morning to all」、18...

ダンスの授業を見学しました(^ ^)/

校長 片山 造  1年生の体育・ダンスの授業を見学させてもらいました。入念にストレッチをした後、先生が前に立ち、課題曲NiziUの「Make You Happy」の振り付けをレクチャー。生徒たちは対面する鏡をみたり、隣の人と動作を確認しあったりしながら、何度も何度も反復練習。 見学している私も、やる気や熱量が伝わってきて、気がつけば身体でビートを刻んでいました。 一昔前までは、(体操はしたけれど...

心に残っている先生の言葉

校長 片山 造 「どんなことがあっても選挙にだけは行きなさい。」 これは私の高校時代、社会科担当の先生が毎時間、必ず1回は言った言葉である。特別、その先生になにか相談しお世話になったわけでもない。その先生の授業が面白くて教員になるきっかけになったわけでもない。それどころか、先生の名前も顔すら覚えていない。 「選挙の話」は突然やってくる。例えば時事問題を扱った授業の途中で(世の中を変えていくには、...

求人票閲覧会 ~日々前進~

進路指導部 越智裕隆 7月20日(月)~22日(水)の放課後、求人票閲覧会を実施しました。対象は3年就職希望者で、数百ある求人票から自身の興味や希望条件に合った求人を探しました。生徒は、先生と相談をしながら求人票を隅々まで見ていました。 私が福泉高校に着任して4か月が経ちました。生徒と接して感じることがあります。それは、社会がコロナで混乱している中でも、生徒たちは「自己実現・進路実現に向けて確実...