校長 片山 造
みなさんおはようございます。校長の片山です。短い夏休みが終わり、今日から2学期が始まりました。まずは、みなさんにお話ししておかなければならないことがあります。それは、夏季休業中に本校でも数名の教員にPCR検査の結果、陽性反応が出ました。またその教員と濃厚接触者になり、この後、PCR検査を受ける教員がいます。感染の経路については、(食事をともにしたこと)がその原因とされています。
幸いなことに、保健所の調査・指導の元、(生徒の皆さんと他の教員に感染拡大の可能性がない)という判断のもと、学校は2学期を迎えました。
みなさんにお願いがあります。
ひとつめは、感染した人は誰かさがし、その人を責めないこと。
自分から感染しようとする人などいません。気がつけば自分自身がコロナの感染者になっていたということです。幸いなことに、感染した教員や検査待ちの教員に重い症状はでていません。私たちにできることは、マスクをつけ、まわりを気遣いながらその先生たちが無事に学校に戻ることができることをみんなで願うことです。
ふたつめは、私たちにできることをしてくださいということ。検温・うがい・消毒・マスク着用など日々の予防はできていますか。10日前の終業式にも言いましたが、それをすることは、自分を、自分の大切な人(家族や友人)を守ることにつながります。
みっつめは、行事や授業についてお話をします。今回のコロナ禍にあって、6月の体育祭が中止、9月の2年修学旅行は来年度に延期となりました。まだ「文化祭」が残っていますね。しかし、それさえ、今までと同じように実施することは困難な状態です。少し時間をください。どんな形で文化祭を開催できるか?先生方や生徒会と相談しながら決め皆さんに報告します。
よっつめは、こんな時だからこそ、今まで以上に真剣に授業を受けてください。福泉高校の先生・生徒頑張ってるなあということを地域に、これから受験を控えている中学生にみせる必要があります。それは、今後のみなさんの踏ん張りと行動にかかっています。
2学期が始まります。健康チェックをしながら、保護者や友達、先生に感謝しながら一日一日を大切に噛みしめながら過ごしましょう。心も身体も健康であることが第一です。
1日も早く、学校に日常が戻ることを願い、そして皆さんの頑張りを期待して、2学始業式の式辞とします。チーム福泉の誇りと自覚をもって頑張りましょう。