2020年アーカイブ

新 生徒会執行部が決まりました!

1年 生徒会部 髙木 浩和  12/24(木)、放送にて後期生徒会役員選挙を実施しました。立候補した6名(2年生4名・1年生2名)の生徒たちは慣れない放送での演説に緊張しながらも、しっかりと生徒会への思いとともに決意を伝えてくれました。その後、投票・集計を行い、立候補者は全員信任となりました。  新しい生徒会執行部は福泉高校生の代表として、卒業式や入学式、新入生歓迎会、そして体育祭と、これから半...

学校生活に彩りを ~部活動だからできること~

サッカー部・チアリーディング同好会顧問 西川道治  まもなく年の瀬を迎える2020年は、まさに暮らしが激変した1年間でした。新型コロナウィルス感染症拡大防止のための臨時休校、三密回避、体温計測、マスク着用、常時換気、高校野球中止、オリンピック延期...振り返れば、新しい生活様式の中で「いまわたしたちにできること」を模索する毎日だったように思います。  未曾有のパンデミックの中、「生徒とともに」駆...

2020/12/28(月)2学期終業式 式辞

みなさん、こんにちは。校長の(片山)です。今回もみなさんの顔をみながら話をすることが叶わず残念です。 コロナ禍において、大阪の府立学校では、半数を超える121校が臨時休校となっています。本校も、12月15日から2日間休校となりました。ここまで、みなさんの協力でなんとか乗り切っています。ありがとう! 「検温」、「マスク着用」まわりのために、そして(自分と自分の大切な人)を守るために続けていきましょう...

クリスマスの飾りつけ(ボランティア部)

校長 片山 造 職員玄関前と校長室に本校ボランティア部がクリスマスツリーを飾ってくれました。ありがとう! こんな時だからこそ、世界中がMerry Christmasの笑顔に包まれますように!  Q ここで疑問。クリスマスをXmasと表記するのは?  X はギリシャ語でキリストを意味する Χριστός の頭文字キ(X)からきており、どうやらその表記は日本だけではないそうです。ちなみに、Xとmas...

「ハイ」は一回!

校長 片山 造 北海道で教員をしている時の話。図書室に担任9人が集まり、選択科目やバランスを考慮しながら2年生に向けたクラス分けが行われた。2年3年と持ち上がりで、わたしのクラスは1組。クラス毎に写真入りの個人カードが並べられた。1組はなかなか個性的なメンバーが集まったなと感じていた。そんななか、「きっと、力になってくれると思うよ」一人の先生からS君のカードが渡された。彼(S君)は体も周囲への影...

(いいな)と思う言葉②

校長 片山 造 「人生とは、人生以外のことを夢中で考えているときにあるんだよ」これは、ビートルズのリーダーでありミュージシャンであったジョンレノンの言葉。(なるほどな)と感じた。 さらに、彼は「夢」と「心」にまつわる次の言葉を残している。  ・夢...「ひとりで見る夢はただの夢、みんなで見る夢は現実になる」  ・心...「自分の心は自分で面倒をみなきゃ。かわりなんか誰もつとめちゃくれないよ」 ど...

まずは大人が遊んでみてください

校長 片山 造 お風呂場で使う子どもの遊び道具の注意書きに、「まずは大人が遊んでみてください」とあった。それに従って、素直にお風呂で遊んでみた。すると、これがなかなか楽しい。そして思わぬ発見があった。発見①【感心】「子どもを飽きさせないよう工夫されている」発見②【懐かしさ】「子どもが遊びながら何を感じているのか(遠い過去の記憶をたぐり寄せながら)想像することができる」発見③【気づき】「自分や大人...

夢の国

校長 片山 造 「ウォルト・ディズニー」この名前を知らない人を探すことは難しい?しかし、彼がどんな理念やきっかけで「夢の国」として有名なテーマパークをつくったのかを知る人は少ない。ちなみに、現在、彼のテーマパークは世界中に6ヶ所(カリフォルニア・フロリダ・東京・香港・上海・パリ)ある。 【ディズニーのみた夢】ウォルト・ディズニーは、毎週末のように幼い2人の娘を連れて動物園や遊園地へ遊びに行ってい...

人権講話を終えて

校長 片山 造 11月25日(水)、本校体育館において本校生徒を対象に「人権講話」が実施されました。今年度講師としてお呼びしたのは、ジャグリングパフォーマーの(ちゃんへんさん)。コロナ禍のなか、無理を言って、各学年45分3回の講話をお願いしました。ディアボロの演技の後、生い立ちから幼少期、周囲と自分との違い(違和感)、国籍の選択、活動を通じてなど、熱いトークが展開されました。みなさんの胸にも届い...

教職員人権研修を開催しました

 人権教育推進委員長 森内美佳子  12月7日(月)午後、教職員人権研修 「障がいのある子どもへの安全教育」― 安全教育から人権を考える  ―  を、講師の先生をお招きして開催いたしました。  今年度は、コロナ禍により例年行っていた7月ではなく日程が12月となってしまいましたが、奇しくも人権週間中に、教職員として改めて知っておいたほうが良いことを学ぶことができました。 ・人の「心」「考え」を理...

大人が子どもに教え(伝える)こと

校長 片山 造 大人が子どもに教え(伝える)ことは、何かを考えてみた。思いつくままに5個。 (1)あらゆるものから学ぶこと(2)あきらめないこと(3)自分を大切にすること(4)人とのつながりを重んじること、そして(5)ズルをしないこと。 大人が子どもに教え(伝える)ことがあるとすれば、子どもが大人に求めることもある。 希望的観測も含めて言うと、①自分たちの手本でいて欲しい②普段は見守り、大事な場...

1年生分野別進路体験会(12月3日)

1年生全員を対象に分野別の進路体験会を実施しました。さまざまな学校から講師を招き、生徒はグループに分かれ、自動車整備や理美容の仕事などを体験しました。今後、自分たちの進路を考えていく1年生にとって、仕事について考える良い時間となりました。

(いいな!)と思う言葉

校長 片山 造 私自身、今まで(いいな)と思った言葉をご紹介します。今回は野球にまつわる2人。 嫌いなことをやれと言われてやれる能力は、後で必ず生きる (イチロー)   元メジャーリーガーのイチロー氏の言葉。嫌いなことから逃げずに努力することで、その成果が後  の結果につながるということ。スポーツでも、勉強でも、仕事でも嫌なことに向き合うことで人生の  糧となるのです。 失敗...

福泉のキャラクターが決定しました!

校長 片山 造 我が福泉高校のイメージキャラクターが決定しました。これは、美術選択生徒が考えてくれたものです。多くの作品の中から20作品が選ばれ、文化祭で掲示⇒投票されました。どの作品も可愛らしくもありユニークでもあり、甲乙つけがたいものばかりでした。 結果、「ふくせんせい」が見事グランプリに輝きました。おめでとうございます!福泉高校のキャラクターとして、パンフレットに掲載したりグッズを作成した...

役割分担

校長 片山 造 「怪盗ルビー」という映画がある。映画の内容は覚えていないが、そこで使われている照明(スポット)の巧みさに驚き、ため息が出たことを覚えている。(下図参照) 映画は監督がつくるものと思われがちだが、実は細かい分業がなされている。プロデューサー・監督・助監督・俳優・大道具・小道具・衣装・音響・エキストラ・時代考証監修・方言指導・音声...そして照明。現在ならば、CG担当、もちろん観客も...

イベント満載、秋満喫の11月でした!

1年学年主任 西川道治  皆さんにとって「秋」といえば・・・? そう!食欲・芸術・スポーツですよね!!  11月、1年生は秋の醍醐味を満喫し、さらに、秋の交通安全学習まで体験しました。心ばかりですが、「福泉だより」をご覧の皆さんにも「福泉高校の秋」をお裾分けします。 「食欲の秋」 校外学習で旨いもん三昧♪  神戸メリケンパークで出逢った「オムそばめし」。ほどける蕎麦と米。ふわふわたまごとシャキ...

ある俳人の生きざま

校長 片山 造 尾崎放哉(おざきほうさい)。季語を含まない、五七五の形にこだわらない自由律俳句で種田山頭火とならび称される大正期の俳人である。 ○兵庫県須磨の月をみて詠める...「こんなよい月を一人で見て寝る」 生涯世にでた俳句集は没後2か月に刊行された「大空(たいくう)」のみである。 学才がありながら人と交わることを苦手とし、酒乱、不義理など次々と問題を起こしその度、別離を繰り返す。そして晩年...

映画の話

校長 片山 造 映画がまだ白黒だった時代。世界的に有名な映画監督である黒澤明が映画「天国と地獄(1963)」に出演する俳優のオーディションをおこなった。そこに応募したのは、当時25才で無名の役者だった山崎努さん。しかし、彼は最終オーディションに臨むにあたり、実は俳優として致命的な問題を抱えていた。 それは...(相手の目をみて話すことができないということ。) 映画の役柄(誘拐犯)上、サングラスを...

先生、応援してっから!

校長 片山 造 「先生は間違ったことしてない。なにがあっても俺と生徒は先生を応援してっから。」 北海道の小さな学校で教員をしていたとき、野球部での指導を巡って保護者から学校に苦情が寄せられたことがあった。ノックの際、フライを取り損ねた生徒が球を目に当て怪我をしてしまったのだ。折しも、同じ管内で練習中に目に打球を受けて失明に至るという事案も生起していた。管理職、教育委員会から事情の聞き取りがあった...

関わる時間

校長 片山 造 強豪校との練習試合でのこと、ベンチで采配をとりながらふと思った。野球はピッチャーが投げた球をバッターが打つ。その球を野手がとり、アウトを3つ重ねるとチェンジになる。そこで、(おやっ?)と疑問がわいた。 試合時間の中で、一人の選手がボールに触れている時間はどのぐらいだろうか?選手の中でボールをもっている時間が一番長いのは当然ピッチャー。それ以外の選手がボールに触れている時間は試合を...

思い出すあの場面「言葉の力」

校長 片山 造 5月、北の大地がようやく春めいてきた放課後のこと。(生徒全員が参加して達成感のある企画はないものか)と、生徒会のメンバーが思案していた。そこに部活に行く途中の私がたまたま通りかかり、生徒から意見を求められた。「学校全体でバーベキューでもしたらどう?」と思いつきで言ってしまった。一週間後、職員会議で生徒会担当の先生が「生徒会が考えました。学校祭の後、グラウンドで全クラス参加の大バー...

祭りの後

校長 片山 造 コロナ禍の中、今年度もなんとか文化祭を開催することができました。協力いただいた皆様には心より感謝申し上げます。今年度は密を避けるために、「一方通行」「換気の徹底」「催し物会場の分散」など対策をとった中の開催となりました。来年は、検温もSD(ソーシャルデイスタンス)もなく(ニコニコ顔で)開催されることが期待されます。 さて、私は大阪泉州地方で生まれ育ちました。切っても切り離せないの...

言葉には責任を持とう!

校長 片山 造 「いつ?何時何分何秒?」小さい頃、友達と言い合いになった時、誰もが言ったり聞いたりしたことのある言葉。ある先生と話をしていて、ふとその言葉を思い出した。もちろん、その先生がその言葉を使ったわけではない。その言葉の背景にあるのと同じニュアンスがダイレクトに私の心に伝わってきたのだ。 そもそも、人はそんなにも正確に物事を覚えているわけではない。過去1週間の食事を過不足なく当てなさい、...

『おかげさまで』

サッカー部顧問 西川道治  FUKUSENイレブン発足から12月で半年になります。部員4名で立ち上げたチームには、1年生11名、2年生3名、3年生8名、計22名の部員が入部しました。毎日練習、毎週末試合に励む中、今では、1年生4名、2年5名の体験部員を加えた計31名で活動することができています。  10月から12月は、南河内リーグに参加し、阪南大高・精華・堺西・泉北と対戦させていただいています。...

レスリング部 近畿大会出場決定

レスリング部 高橋 智貴  11月23日(月・祝)にレスリング全国選抜大会大阪府予選兼大阪府新人戦フリースタイルの部が枚方市長尾台高校にて開催されました。大会は、手指の消毒やマスクフェイスシールドの着用、会場の消毒作業など、徹底した新型コロナウイルス感染予防対策の中で行われました。  本校からは、阿部優樹(2年生)が60kgに出場しました。1回戦、2回戦ともに熱戦を繰り広げ、日々の練習の成果を存分...

仕事の段取り?とあたりまえの確認

校長 片山 造 (今日はあれをしてこれもして、そうだあそこに連絡を取らないといけない...。) 考えるほどにやることが湧いてくる。(優先順位を決めて行動する)ということをよく聞く。経験上、なるほどとは思うが、やはり気になるものは気になる。 仕事をする時、決めていることがある。それは、毎日、やりたくない仕事に5分以上取り組むこと。嫌だと避けて先送りにするのではなく、必ず(よっこらしょ)と取り組む。...

ほどよい距離感

校長 片山 造 (遠すぎてもダメ、近すぎてもしっくりこない)人と人の間には、そんな(ほどよい距離感)が存在しているような気がする。学年主任をしていた時、モップで廊下を掃除しながら授業中の生徒の様子をみて回っていた。おかげで、そのフロアの廊下はピカピカだった。 モップ掛けをしながら、もう一つ、楽しみなことがあった。それは、ガラス越しに生徒とやりとりすること。廊下と教室の間にはドアがありそこは1枚の...

校外学習(2年)

2年学年主任 田中宏幸 11月13日(金)、2年生は校外学習で奈良散策を行いました。 集合時間におくれる生徒も少なく、大きなトラブルもなく行程を消化することができました。 秋晴れのなか、東大寺・春日大社・興福寺など古都奈良の世界遺産を巡りました。鹿せんべい片手に、もの珍しい鹿とワイワイ戯れている生徒たちの姿がとても印象的でした。 体育大会の中止や文化祭の縮小開催、修学旅行の延期など生徒たちが不完...

大学見学会(羽衣国際大学)

進路指導部 阪下 司 1・2年生12名の生徒を連れ、バスで羽衣国際大学へ行ってきました。大学生の方が中心となって、本校生徒のためにキャンパスツアーや説明会をしてくれました。「大学とはどんなところなのか?」「私たちが高校生の時には、こんなことをしていたよ!」など、今後、進路活動を進めるうえで非常に参考になるお話をたくさん聞かせていただきました。自分自身の進路について真剣に考えるための、実りある進路体...

コミュニケーション(能)力

校長 片山 造 面接練習をしていて、人として大切なものは何ですか?という質問に(コミュニケーション(能)力)と答える生徒が多いことに気がついた。この場合、コミュニケーション(能)力の解釈は、「他者と意思疎通を上手に図る能力」というところか。(Wikipediaより) 果たしてそうだろうか。しばし考えてみる。現代は混沌とした先が見えない?社会といわれている。大切なのは、「ここぞという時に判断・調整...

3年生 校外学習 京都散策!

3年 武田理紗  11月13日(金)、3年生は京都に校外学習に行きました。当日は、秋晴れで清々しい日でした。円山公園に集合し、班に分かれて、法観寺・清水寺・八坂神社の3つのポイントを巡りながらの散策となりました。京都の街並みは紅葉も見られ、秋を感じました。清水寺までの道中にはお店がたくさんあり、食べ歩きをする人、お土産を買う人、写真を撮る人など、友人と過ごす時間を目一杯楽しむ生徒たちの姿が印象深い...

授業見学しています

校長 片山 造 今週火曜から金曜までの3日間、「オープンクラス(先生方による授業相互見学)」を実施しています。1年の国語の授業では、テスト形式で「漢字検定に挑戦!」、古文の歌物語の単元では「季語」の学習をしていました。2年の日本史の授業では、「西郷留守政府」。わたしの学びは、(漢字の書き順の大切さ)と(日本の四季を想う)、(過去の歴史から学ぶこと)を再確認したことです。授業を見学させていただい...

慣れ親しんだ時間

校長 片山 造 1日は24時間。12時間で午前と午後に分かれる。ボクシングの1R(ラウンド)は3分。ボクサーは日頃から、3分という時間を身体に刻み込みながら練習しているという。因みに、3分という時間は19世紀に入ってから定められたもの。それまでは、素手ではなくグローブを付けることが義務化されてはいたが、時間無制限、KOまでのカウントダウンは30秒だった。さしずめ、教師の慣れ親しんだ時間は授業時間...

進路指導部 山本勝久 2年生を対象に本校体育館にて進路講話を実施しました。今回は卒業生4名を講師として招き、進学・就職した卒業生に自分たちの進路体験を語っていただきました。現在の進路を選んだ理由、進路先でのやりがいや苦労していること、高校時代にがんばったことなどを、司会の先生が卒業生一人ひとりに質問する形式で行われました。最後には生徒からも質問があり、これから進路を考えていく2年生にとって、大...

1年生校外学習で神戸元町へ行ってきました!

1年学年主任 西川道治  11月13日(金)、1年校外学習参加生徒181名が、「手作りのしおり」を携え異国情緒あふれる神戸の街を散策しました。  しおりの表紙は、代表生徒作のイラストが飾りました。表紙と裏表紙には「南京町」と「JR元町駅」、挿絵には「壺プリン」や「パンダまん」が描かれました。先生方の「おすすめ・おもいでコーナー」も必見。「あつあつチーズケーキのお店」や「古着コーデの秋冬ファッショ...

その先にあるもの

校長 片山 造 (人はなぜ○○をするのか)という問いかけについて。 例えば、「人はなぜ夢をみるのか」。それは、脳内にたまった過去の記憶や直近の記憶が結びつき、それらが睡眠時に処理され、ストーリーとなって映像化するため(ネット情報)。 「人はなぜ笑うのか」「人はなぜ恋をするのか」「人はなぜ生きるのか」...。想像することはたやすいこと。(自分なりの)本当の答えにたどり着くためには腕を組まず(学んだ...

睡眠

校長 片山 造 教員になって(土日はどんな過ごし方をしてきたか?)を振り返ってみた。そう言えば、部活指導(野球と硬式テニス等)をしていたので土曜は終日練習、日曜は練習試合だったように思う。ある時、先輩教員の前で「忙しくて寝る時間もないです」と軽口をたたいてしまった。すると先輩が聞いてきた。「そうか、大変だね。ところで昨夜は何時に寝た?」何気なく「3時ですかね」と答えた。すかさず先輩から「寝てるじ...

なぜ注意する?

校長 片山 造 若い頃、先輩教員によく注意された。その時は「何回も言わなくても」「そんなことぐらいわかってるって」と思っていた。今思えば恥ずかしい話である。そこには謙虚さや感謝の気持ちがなかった。先輩教員はそんな私の態度や姿勢を注意していたのだ。 (小さなミスは注意しないと繰り返す。だから誰かがその度、言ってあげなければならない。大きなミスは本人が反省し2度と繰り返さないので注意する必要もない。...

正しいお辞儀

校長 片山 造 30才代、勤務していた学校の校長先生の話。その校長先生は毎朝、正門に立ち生徒に「おはよう」と声を掛けていた。在職中、日照りの夏も、吹雪の冬も休むことなく生徒に「おはよう」を言い続けた。ある朝、教頭先生が出張で急ぎの決裁が必要だったので、正門に走り校長先生にお願いしたことがある。そこであることに気がついた。挨拶を交わす生徒の表情が教室のそれとは違うのだ。 (あっ、生徒たちは校長先生...

社会の常識?

校長 片山 造 「そんなもの社会の常識だろ。電話で済まそうなんて思うな。家まで行って保護者に説明してきなさい。」担任1年目、生徒指導対応に教頭先生からお叱りの言葉をいただいた。静かに本気で叱られたものだから、戸惑ってしまいオドオドしていると、教頭先生は「わかったのか、返事ぐらいしないか、すぐ行きなさい。○○先生、ついていってあげて。」急き立てるように言葉をつなげた。  車で生徒の家に向かった。つ...

気がついたこと

校長 片山 造 歌手のさだまさしさんの原作を映画化した『解夏(げげ)』という作品がある。映画の中で、TVドラマ半沢直樹でも幹事長を好演した俳優の柄本明さんがベーチェット病のため視力を失った老人を演じていた。 次第に視力が失われていく、そんな現実を認めたくなくてもがく毎日。ある朝、歯を磨こうと歯ブラシにチューブから歯磨き粉をのせようとするが上手くいかない。不安が押し寄せ愕然とその場に佇んでしまう。...

第1回オープンスクールを実施しました。

首席 花城三喜   11月7日(土)午後、今年度第1回オープンスクールを実施しました。前半の説明会と歓迎行事は、ソーシャルディスタンスを考慮して、間隔をとりながら体育館で行いました。校長先生からの頑張れのエール、生徒会生徒の挨拶や軽音楽部の歓迎演奏、そしてプレゼンテーションソフト(PP)を活用した本校の説明などをしました。  その後、校内の見学を経て、14種類の体験授業(部活体験)を行いました。今...

やる気スイッチ

校長 片山 造 行動様式を「ルーティン(習慣的・定型的な手続きや仕事の事、日課。)」にすると、物事がスムーズに運ぶという話や助言をよく聞く。試合の時、靴紐を結ぶ順番とか当日の朝、縁起をかついで(かつ)を食べるとか、スタートラインに立つまでの動作を決めておく...何人かに聞くと、それぞれ何らかのルーティンがあるようだ。 私にとってのルーティンは(ポケットにカギを潜ませること)。大阪を離れ北海道の地...

何気ないやりとり

校長 片山 造 【廊下で】(すれ違う時)「テストの成績上がったよ。今回ちょっと頑張ってん!」 【進路室で】(エヘンと)「就職面接受けてきました。伝えたいこと伝えてきました」。 【事務室前ベンチで】「文化祭頑張るから。私の描いた学校のキャラクター選んで。」 【校長室】(ある生徒が友達を連れ)「あいさつに来たで。おれ、校長とツレやねん。」 【職員室】(子どもの写真をみせながら)「校長先生、こんなにス...

1年学年主任 西川道治  10月31日(土)文化祭当日、学年企画「YELLプロジェクト♯いまわたしたちができること」第4弾「クラスTシャツグランプリ」を開催しました。  「YELLプロジェクト」とは、新型コロナウィルス感染症を乗り越えるため、38期1年生全員で取り組んでいる学年企画です。今回の「クラスTシャツグランプリ」は、「笑う門にはフク(福・服)キ(来・着)たる」をスローガンに掲げたフク泉高...

サッカーは文化だ!!ENJOY!キックターゲット!!

サッカー部顧問 西川道治  さぼど口やかましくしていない私が、ときおり部員たちに語りかける言葉 ・家族に感謝 サッカーをさせてもらえている!さらに応援してもらえるように取り組もう!! ・学校に感謝 授業・学校生活を大切に!先生に心配をかけず、友人を思いやり、クラスに貢献しよう!! ・仲間に感謝 互いを理解し認め合う!チームのために、仲間のために、サッカーをたのしもう!!    とある9月のミーテ...

折り鶴

校長 片山 造 3年生の授業見学をした際、ある男子生徒の机の上に折り鶴が置いてあった。素晴らしい出来栄えだったので思わず、「すごいねぇ、よくつくるのかい。」と尋ねてみた。生徒は照れくさそうに言葉少なに「はい」と答えた。そういえば...と家に帰り、探してみたところ立体折り鶴の作り方の本があった。この本は20年ほど前に当時勤めていた北海道の漁師町の学校の生徒とカナダの姉妹校を訪問した時、何かお土産を...

今日は何の日?「世界津波の日」

校長 片山 造 2015年12月の第70回国連総会で、11月5日は「世界津波の日」に制定された。実は、この起源は1854年(安政元年)に和歌山県広川町で起きた大津波の際、実業家であり政治家(後の郵政大臣)である濱口梧陵が機転を利かせ、稲むら(※下図)に火をつけ村民に大津波がやってくることを知らせ、高台にある神社に避難させ多くの命を救った「稲むらの火」の逸話に由来している。 1年365日、それぞれ...

伝える2

校長 片山 造 「言霊(ことだま)」という言葉がある。人が発する言葉には、多かれ少なかれ想いが込められている。何かを伝えようとする時、そこにその人の(想い)が乗っかる。例えば、約束時間を伝える時、(楽しみ)とか(遅れないで)がその言葉にはついてくる。人に何かを頼んだり確認したりする時も、軽重はあるけれど(もちろん、やってくれるよね)とか(していただけるとありがたい)という想いが伝わってくる。伝わ...

詩の紹介

校長 片山 造 谷川俊太郎さんの「信じる」という詩をご紹介します。これは2004NHK合唱コンクールにために谷川さん自身が書き下ろしたもの。谷川さんは歌手のASKA涼さんとの雑誌の対談の中で、音楽と言葉について次のように語っています。 「音楽には、意味がないから。意味がないのに、人を感動させるでしょ? だから僕も子どもの頃、感動したのは音楽が先だったんですよ。そのあと詩を書きはじめて言葉と出会っ...

想い

校長 片山 造 【校長先生の想い】北海道の初任校1年目のこと。12月の終業式、体育館の壇上から校長先生が生徒に呼びかけた。「もうすぐ年末、そして正月を迎える。どうか、お願いだからこの期間だけでも問題を起こさないで欲しい。」校長は特段の熱を持って生徒に訴えた。そう言えば、喫煙・窃盗・喧嘩...4月から「停学者」が絶えることがなかった。校長の苦しい胸の内を知ってか知らでか、ぺちゃくちゃしゃべる生徒た...

教師は職人である

校長 片山 造 ある若い先生と話をする機会があった。「先生は長い人生経験から学んだことはありますか?」少し意地悪でなんだか試されていると感じたので、こう答えた。 「そうだなあ、その人が善意で言ってくれているのか、悪意で言っているか。それから本気かそうでないかぐらいはわかるようになったよ。」ピタリと言葉が途切れた。 ちょいと(意地悪)だったかなと反省した。若い先生方にとって何の参考にもならないおぼ...

就職生激励会

進路指導部 山本勝久  10月15日(木)に、就職生激励会を実施しました。対象は、3年学校推薦を受けている就職希望生で、10月16日から始まっている就職試験に向けて、持ち物や服装などの最終確認を行いました。また、各クラスの担任とキャリアコーディネーターの先生、校長先生、学年主任から激励の言葉をいただきました。  今まで練習してきたことを胸に、これからは社会に「貢献する」立場であることを、しっかりと...

教員としての自分の強み

校長 片山 造 「先生の強みやアピールポイントはなんですか?」以前とある先生(以下、A先生)に聞いていたところ、先日、A先生から返答があった。「確認のためだけではなく、生徒に考えさせるテストを作成することができることです。」言葉を選びながらA先生は答えてくれた。 「そうですか、それは素晴らしいことですね。」A先生にはお伝えしていないけれど、うれしかった。①私が投げかけた質問を受け止め、②自分なり...

遠足は家に帰るまで

校長 片山 造 コロナ禍の中、今年の遠足は学年毎に京都?神戸?奈良?を散策することになっている。 行事が中止または縮小される今年、(節度をわきまえながら)生徒も先生も遠足を思う存分楽しんでよき思い出として欲しいものである。私は学校で無事を祈り待機しております。 ここで、遠足にまつわる(あるある)!そうそうとか、そうかなぁと思いながらお読みください。「遠足は家に帰るまで」「おやつは300円まで」「...

涌き上がる感動(よろこび)

校長 片山 造 教育庁で指導主事をしていた時のこと。ある支援学校を訪問することになった。校長先生と話をしたり生徒さんの授業を見学したりした。 そんな中、発表会に向け合奏の練習をしているクラスがあった。先生が「さぁ、今日はお客さんが来てくれています。みなさん、練習の成果を見てもらいましょう。」合唱、エレクトーン・ドラム・リコーダー・手拍子など、発表曲の演奏が始まった。 百年たっても好きでいてね ....

伝える

校長 片山 造 「生徒たち何度言っても分かってくれないんですよ。」「何回言った?」「5回です」「じゃあ、6回言えばいい、それでもだめなら7回言えばいいっしょ。」これは、20代の頃、北海道で初めて担任を持った時、先輩の先生と交わした会話。その先生はさらに言葉を続けた。 「それと、先生、本気で分かって欲しいと思って言っているかい。」 (どきり)とした。自分の覚悟のなさを見透かされている気がした。それ...

生徒に何を伝えたいか

校長 片山 造 札幌の高校にいた時のこと、生徒会誌の企画で、先生方に聞く(教師として生徒に伝えたいことは?)というコーナーがあった。 ある先生は、(人生の素晴らしさと苦しさを教えること)、またある先生は(国民の教育・勤労・納税、三つの義務を果たすこと)思い思いに書かれていた。私は何を書いたかと言うと、(とことん悔いのない人生を!)今となんら変わりないなぁと思わず笑ってしまった。  先生が生徒の将...

クラス(生徒)は進化するもの

校長 片山 造 札幌の高校で担任を持った時のこと。気がつけば、早くも?3回目の卒業担任となっていた。2年生から卒業まで2年間持ちあがりのクラス、それが1組だった。他のクラスと比べてまとまりがなく、もちろん盛り上がるわけでもなく日々が過ぎていった。担任の私は、そんな生徒に愛情を注ぐわけでもなく、時として(できていない)と怒りをぶつけ、淡々と連絡事項を伝え授業をこなすだけ。他のクラスの授業でワイワイ...

ほんとはね...

校長 片山 造 「先生、ほんとはね...」放課後、ひとりの生徒がグラウンドで野球部員とキャッチボールしている私のもとに来て言った。「タバコで何人も停学になってるけど、実は○○君が中心なの」驚いた。○○は、クラスの数名が喫煙で停学になった時、いち早くクラスに呼びかけ(NO MORE TOBACCO!)と言ってくれた生徒である。生徒の話は続く。「○○君がみんなにタバコを広めたの」これにも驚いた。私...

「防災研修」

保健部 中田敏子 新型コロナ感染症が広がるなか、大型台風が九州地方に大きな被害をもたらしました。 その際、避難所における新型コロナ感染症防止の対策が課題となりました。 10月8日(木)本校体育館で、避難所を設営するための研修を行いました。本校は災害時に地域の避難場所に指定されています。いつ近隣の方が避難して来た場合でも、受け入れの準備をしていなければなりません。 当日は日本防災士協会の坂上さん...

調査書は生徒へのラブレター

校長 片山 造 就職・進学に向け、3年担任は生徒一人ひとりに調査書を作成する。そこには、成績や出欠状況とともに担任の所見欄があり、その生徒の人となりや頑張りが記載されている。 大学に入り部屋の掃除をしていたところ出願せず手元に残った調査書を見つけた。3年間、部活動と行事以外に努力もせず成績は散々だった。担任の先生からは誉められたこともない。どうせ、ろくでもないことが書かれているに違いないと期待も...

福泉高校チアリーディング同好会、飛躍中!!

チアリーディング同好会顧問 西川道治  令和2年10月10日(土)・11日(日)、本校チアリーディング同好会(以降:本校チア部)の部員たちが堺チアリーディングクラブ(以降:堺チア)のメンバーとともに汗を流しました。14時00分から18時00分まで行われた合同練習では、本校チア部の部員たちが堺チアのコーチ陣からタンブリングを教えていただきました。  6月から始めた合同練習が功を奏し、部員たちは堺チ...

面接モード?

校長 片山 造 夏休みが明け9月に入ると、3年生は就職や推薦入試がぐっと身近なものになってくる。放課後になると、あちらこちらの教室で面接練習をしているのをみかけるようになる。(社会人として)(社会の一員になるにあたって)高校卒業後、社会に飛び出す生徒にとっては、越えていかなければならない高くて険しい壁がそこにはある。 1回目・2回目に3年担任を持った時、面接指導で苦心した。たかが30才そこそこの...

古語「ほど」

校長 片山 造 国語教師として、「舞姫」「こころ」等の小説や評論文と並行して古文・漢文も教えることになる。私が教員になりたての頃は、漢文しか教えない年配の先生もいた。 「程(ほど)」という古語(名詞)がある。古語辞典を引いてみると、「時間」や「程度」、「身分」や「様子」「空間の広がり」を表す実に奥行きの深い言葉である。 ほどなく到着します、ほど良い塩加減、身のほど知らずとなる、さらには重ねてほど...

国語教師として(後編)

校長 片山 造 教員生活18年、北海道から大阪に戻り、国語教師を続ける機会に恵まれた。しかし、そこには次なる壁が存在した。さすが、しゃべくりの本場、大阪。私が話を始めると、生徒が「ほんまに?」「そうそう私も...」と(つっこみ)を入れてきたり、「そんなことより、前の時間休んだからプリントちょうだい」と絶妙のタイミングの悪さで言葉を差し込んできたりする。話を聞くより話に参加する文化がそこにはあった...

国語教師として(前編)

校長 片山 造 北海道の学校で、国語教師として授業に臨んだ。大阪弁を交えた授業導入の雑談は大ウケ。しかし、授業に入ると...一人また一人寝ていく。あれだけ教材研究をして授業に臨んだのに...。テストの平均は40点台、他のクラスで授業をしている先輩教員とは15点の開きがあった。最初は(なぜこんなこともわからないんだ)と生徒のせいにしていた。そんなある日、あるクラスの授業に行くと、黒板に(次のカタカ...

雑な言葉?

校長 片山 造 年を重ねたせいだろうか、最近、世の中の言葉の雑(ざつ)さ加減が気になる。「びえんを超えてぱおん」等の流行り言葉は別として、例えば「想定の範囲内」という言葉。なんと身勝手な言葉だろうと感じるのは私だけだろうか。相手の言動について、自分はそんなことぐらいお見通しですよと言わんばかりの気がしてならない。その他にも、誰かとあった時、「ちょうどいいとこにいた」というのがある。この言葉など、...

昔の自分にあっぱれ!

校長 片山 造 私学進学校で講師をしていた20才半ば、授業中突然、生徒の一人が聞いてきた。 (先生は他人に誇ることのできるなにかがありますか?)私は質問の意図が分からず、「どういうことですか?」と生徒に問い返した。すると、「A先生は英語がペラペラ、通訳だってできる」「B先生はスキーが上手、インストラクターの資格を持っている」... さあ先生は?なぜかその時、迷うことなく答えたのが「いつでも今の自...

学校ピカピカ計画の背景にあるものは...

校長 片山 造 (なにかを始めるのには、かならずきっかけがある)そんなお話。 教員2年目、初めてクラスを持った。とんでもないクラスだった。特にとんでもなかったのは、片付けができない集団であるということ。食べたカップ麺はうしろの棚にそのまま放置、ハエが飛び交っている。壁にはクレヨンで落書き、確かジブリのアニメ画だった。配られたプリントが床に散乱、先生方から苦情また苦情。注意してもダメ。生徒たちは、な...

最終模擬面接

校長 片山 造 10月中旬から始まる就職戦線突破にむけ、学校推薦による就職希望者に対し、昼休みと放課後に校長・教頭による最終面接をおこなっています。これまでも担任や学年、進路の先生方等から面接の指導を受けてきたところです。そして10月に入り、希望する企業に皆さんが心を込めて書き上げた履歴書等が郵送されました。さあ、ここからスタートです。 模擬面接を通じて気が付いたことと、心掛けて欲しいことについ...

分かっていたつもり(><)

校長 片山 造 分かったふりして分かっていなかったこと。北海道に渡り?4年目のこと。初の3年生担任を受け持った。40名のクラスで、半数以上は就職希望だった。道外からの求人は多いが、道内→札幌とその数は減少し、地元室蘭・登別となると高卒求人はほとんどなくなる。そんな中、ある女生徒が「先生、地元のスーパーに就職したいです。」と言ってきた。社長さんと社員さんの笑顔はじける接客で、地元でも人気の店だった...

気持ち良く忘れる

校長 片山 造 20代のある日のこと、男子生徒に相談事があると言われ、「したっけ、明日の5時に」と返答した。すると「それはダメです。せっかくみつけたバイトの初日だから。金曜ならどうです?」と返ってきた。当時のわたしは(何を学生の分際で生意気な)と思ったはず。その生徒とどんな話をしたか覚えていないが、なぜか彼のバイト先の焼き鳥家で豚なのに鳥の「室蘭焼き鳥」をたらふく食って呑んだことは覚えている。 こ...

あらたな旅立ちにエールを送ろう!

校長 片山 造 9月30日の放課後のこと。企画委員会を終え校長室に戻ると先生がやってきた。 「校長先生、短い間でしたがお世話になりました。次への不安はありますが、なにごとも経験だと思い頑張ります。ありがとうございました。」 その先生は、4月から9月まで講師として本校で働いてくれた。通勤のバスと電車の経路が同じだったこともあり、何度か話をする機会もあった。 「こちらこそ、ありがとうございました。き...

礼儀作法

校長 片山 造 30代の頃、先輩教師から「近頃の若い奴らは礼儀作法も知らん。そう思わないか」と尋ねられたことがある。思い当たる節があったので、「そうですね。」と答えておいた。しかし、よくよく考えてみると、先輩はその言葉の後に、「お前が礼儀作法を教えろ」または「お前たちが出来ていないから若い教師はそのまねをするんだ」と言いたかったのだと思われる。   40代の頃、何故だかは覚えていないが、生徒以上...

面接練習にて

校長 片山 造 「あなたの好きな言葉は?」なんて質問は(今は✖だが)昔の面接では定番の質問だった。その質問に対し、「一期一会(いちごいちえ)」と答えたり、「努力は必ず報われる」と答えたりしながら受験生は自分をアピールするのだ。 10年ほど前、ここ福泉高校で私と生徒数名が放課後の教室で面接練習をしていた時のこと。ある女生徒の答えに、一緒に面接練習をしていた他の生徒たちの動きが一瞬止まった。その女生...

正しい選択肢とは?

校長 片山 造 最近読んだ書籍にあった興味深いこと。行動の選択肢には「行動しない」という選択肢も含まれている。これは、何かをする(=行動する)のが当たり前という発想からは、なかなか生まれてこない考え方である。 頭では分かっているが、どう行動につなげてよいのかが分からないので行動しない。例えば、「選挙で投票しても何も変わらないから行かない。」なんて言葉を選挙に度に聞く。「そのうちやるよ(=きっとや...

日本語は難しい?

校長 片山 造 小学校3年の時のこと。学校から帰ると台所の机のうえに母からのメモが置いてあり、そこには、「びよういんにいってきます。心配しないでください。」と書いてあった。いつもはバリバリ働いていて、帰りも遅い母親がこんな早い時間に「びよういん」「心配しないで」とあったものだから、三輪がとれて乗れるようになったばかりの自転車に飛び乗り、近くのかかりつけの病院に行った。しかし、そこに母はいなかった...

一日ひと仕事

校長 片山 造  教員という仕事について2年目から今に至るまで、日々、自分に課していることがある。それは、1日1つ以上(自分にしかできない仕事)をするということ。それはどんなことでも良い。授業で生徒と「なるほど」を共有する、(今までしたことのない)文化祭の企画を考える、部活動で(昨日よりうまく)ノックや球出しをする...なんでも良いけれど、そこに(自分にしかできない)が欠けてはならない。今のとこ...

忘れられない授業(><)

校長 片山 造  教師になったら、叶えてみたいことが3つあった。その1つが国語の教師として「最高の授業」をすること。(わたしがめざした)最高の授業とは、①ある文章や単元に向き合い、②教師と生徒が一体となり、③生涯忘れることのない感動を共有できた時に達成される。 その瞬間は教師4年目の冬、突然訪れた。私は生徒が読む前にお手本として、ある詩の朗読をした。詩も中盤、蜜柑(みかん)畑の情景が描かれている...

忘れられない言葉たち

校長 片山 造 時折、ふと思い出しその度に勇気づけられる言葉がある。 ①「朝のこない夜はない」...大学生の時、学習塾でバイトをしたことがある。冬期講習会の国語の宿題で「あなたの好きな言葉」という課題作文が出され添削をした。「一期一会」「努力は必ず報われる」...希望に満ちた作文が多い中、(ん?)と添削する赤ペンの手がとまった。「朝のこない夜はない」15才の彼女に何があったのだろうと思いつつ、聞...

福泉高校男子バスケットボール部、最後の戦い

男子バスケットボール部顧問 川嶋 9月21日土曜日、大阪府高体連主催バスケットボールウィンターカップ予選が行われました。今年度、男子バスケットボール部は入部者がおらず、選手5人とマネージャー2人、すべて3年生のみでの活動でした。 このチームは困難の連続でした。選手は5人と毎回ギリギリの状態での練習試合。感情をコントロールできずファウルがかさみ、退場者が出てしまったこと。強い相手に思うようなプレー...

忘れえぬ人々

校長 片山 造 昭和の文豪、国木田独歩の短編に「忘れえぬ人々」という作品がある。忘れえぬ人々とは、忘れてはならない人々のことではなく、(どうしても忘れられない人々)のこと。それは、人生において、ほんの一瞬の(言葉を交わさない場合だってある)出会いでもある。不思議なことに、その人を思い出す時、自分とその人が共存した景色やそこに流れていた空気感までも一緒に思い出される。 私の忘れえぬ人々、大学の卒業...

福泉高校のテント活躍!

校長 片山 造 福泉高校のテントが、登美丘高校のハイブリット学校祭(文化祭・体育祭の融合)に出展?されました。これは熱中症対策等もあり、登美丘高校が近隣の中学や高校に声を掛け、テントを集めたことに協力させていただいたものです。我が校のテントも登美丘高校の祭典のお役に立つことができたようです。 本校も、10月31日(土)の文化祭めざして準備が始まっています。自分のことだけではなく、自分のまわりにあ...

第二回 就職模擬面接指導

進路指導部 山本勝久  9月7日(月)~11日(金)の5日間、第2回就職模擬面接を実施しました。対象は、3年就職希望生で、第1回就職模擬面接で学んだ入室のノックから退室の仕方までを復習した後、基本的な質問に対して答える練習を行いました。緊張のせいか質問に対し言葉が詰まってしまう場面もありましたが、何度も繰り返し練習することで、次第に答えられるようになってきました。  就職模擬面接は、今後2回実施す...

授業見学&生徒と交流

校長 片山 造 先生方の授業を見学しています。今回は、昨年までと趣を変えて、「生徒と交流(会話)すること」を目的のひとつとしました。もちろん、先生方の授業も真剣にみせていただき助言もさせてもらっています。今年度、コロナ禍にあって生徒のみなさんに話すのはほぼ放送に限られています。だから?私が授業見学に来ても「だれ?福泉の先生?なにしにきたん?」と言う生徒もいます。記憶力や察しのいい生徒が「校長先...

大阪880万人訓練

「大阪880万人訓練」 保健部 新鞍久美子 9月4日(金)、大阪880万人訓練が行われました。本校では各教室でプレゼンテーションソフトやプリントを使い、防災について学ぶ機会を設けました。   「学校で地震が発生したら、まず取るべき行動は・・・?」 「外にいる時に緊急地震速報が鳴ったら・・・?」 「エレベーター内にいる時に地震が発生したら・・・?」 先生の問いかけに対して、 「えっ、エレベー...

振り返れば、そこには歌があった

校長 片山 造 何かを思い出す時、その風景のうしろに流れている歌がある。大学の卒業旅行でガイドブック「地球の歩き方」と1本のカセットテープとWALKMAN(音声再生機?)を持って中国を旅したことがある。そのカセットテープには、「We are the World」(USA for Africa)そして、アメリカの黒人女性シンガーであるディオンノ・ワーウィックがスティビーワンダーやエルトンジョンと歌...

「動く」こと

校長 片山 造  (番組はみていないが)今年の24時間テレビのテーマはMOVE(動く)だった。コロナ禍で激動のこんな時代だからこそ、自分にできることはなにかを考え、動くことが大切。  (マイナスな気持ち以外)いかに動くかも大切だが、とにかく動くことが何より大切。 人は一日6時間睡眠をとるとして、1ヶ月で180時間。1年で2,190時間(91日)。人生100年時代における生涯睡眠時間は、788,4...

相手の感じ方を想像しながら話す。

校長 片山 造 言葉は伝わることではじめて、意味を持つ。 きみがどう思っていても、受け止め方は相手しだい。 何気ないひと言も、 聞き手がどう感じるかを想像しながら話してみよう。 長年、人間や教師をやっているが、言葉や話すことについて、いつも一言多かったり少なかったりしているのが現状。言霊(ことだま)という言葉もあるくらいで、本人は自覚していなくても、受け取る相手の心に深く突き刺さることもある。...

誉め言葉

校長 片山 造  「先生、もうちょっと頑張って勉強しておけばよかったのに...。」 これは、北海道で教員になって初めて担任を持った時、保護者懇談会であるお母さんから言われたこと。何人にも言われたものだから、(なんだろう⁉️)と思っていた。どうやら、教員採用試験の成績に従って優秀な教員は進学校へ、そうでない教員は困難校へ配属されると思っていたらしい。 しかし、お母さん方は「でも、先生でいかった。当...

大阪万博のロゴ

校長 片山 造 2025大阪万博のロゴが決定。さて、どれでしょう?A~Eの5つよりお選びください。すでにニュース等で知っている方も、自分ならと考えながらながめてください。わたしはAかな?答えの導き出し方は、Bは描きづらい、Cはどこかで以前にみたことがあるような気がする、Dは...。すべて私の直観からですが。 2025の大阪万博のロゴはEに決まりました。5年後、どんな出会いと驚きがそこにあるのか。...

災い転じて福となす?

校長 片山 造 北海道で教員になった2年目のこと。確か12月に国語科の日帰り親睦旅行があった。小林多喜二にゆかりのある小樽を散策し、美味しい寿司を食べるという企画。幹事になった私は、事前に行程表を作成したり、美味しくて安いすし屋をさがしたり準備を進めていた。 果たして、当日の朝7時前、電話が鳴った。教頭先生から「片山さん、なにしてる、もう汽車※が出るよ」急いで駅に駆けつけたが、汽車は出た後だった...

生徒たちに教えられたこと(テニス編)

校長 片山 造  野球の次は、テニス。自分自身、高校に入ったらなぜか(硬式テニス)をするものだと決めていた。しかし、入学した学校に硬式テニス部がないばかりではなく、(軟式テニス)の全国常連校。おまけに、年中真っ黒に日焼けした顧問が私と同じ駅から通勤していた。これはダメだとあきらめ、違う部活に入った。そんな思いから、大学入学後、部活とは別に友人とテニスサークルをつくり時間をみつけて練習した。働き始...

いざ出陣!旋風を巻き起こせ!FUKUSENイレブン!!

サッカー部顧問 西川道治  夏の強化試合を戦い抜いたFUKUSENイレブンは、「たくましく魅力的なチーム」に仕上がっています。  「違い」を見せつけられた清明学院高校と汎愛高校との2連戦。いずれも鍛え上げられたチームを相手に5点差以上の大敗を喫しました。清明学院高校戦では「何もされてもらえない苛立ち」を露わにし、汎愛高校戦では「冷静を装うこと」で「戦うこと」から逃れている様子でした。身の丈に気づ...

意味を超えた言葉

校長 片山 造 英語Peekaboo(ピッカブー)は日本語の(いないいないばぁ)の意味ということを先日知った。そういえば、TVの子供番組で犬のキャラクターワンワンが「ピカピカブー」と踊り歌っていた。私たちは、知っているつもりに囲まれ日々過ごしている。 Pつながりで言えば、PCR検査のPCRの正式名称ってなんだろう。ネットで調べてみると、「Polymerase chain reaction(ポリメ...

人はなぜ勉強するのか(への返答)

校長 片山 造 「どうして国語を勉強するのですか?」生徒にそう問われたことがある。最初のうちは、適当に答えていたが、ある時から、こう答えることにしている。 (これから訪れるであろう人生の大切な瞬間に、大切な人に悔いなく思いを伝えるため)  ちょいと格好が良すぎる言い回しだが、心からそう思っている。これまでの人生、いろいろな出会いがあり別離があった。(人生一度きり)後悔はしていないが、あの時、こう...

文化祭スタート集会(各HR)で実施されました

校長 片山 造  9月3日(木)3限目に、放送による「文化祭スタート集会」が実施されました。私からの話に続いて、生徒会から今年度の文化祭について説明と呼びかけがありました。その後、嵐のハピネス♪に乗せ、過去の文化祭の映像が流されました。10月31日(土)本番です! 以下(私からの言葉) みなさん、こんにちは。まずはみなさんに、お知らせとお願いがあります。みなさんもご存知のとおり、現在、世の中は「...

うれしい時、悲しい時

校長 片山 造 (本当に)うれしい時はまわりを気にせず大笑いしよう! (本当に)悲しい時はまわりを気にせず大泣きしよう!と決めている。 しかし、これがなかなか難しい。ことの始まりは、小学校の卒業式後の教室。生徒を子ども扱いせず、若くて情に満ちた男の先生のもと、一体感がありとても良いクラス。教室での先生の最後の授業、先生が話し始めると自然と涙の輪が広がっていった。先生が、生徒が、保護者が、教室中が...

"Merci Nodoka. J'espère vous revoir bientôt"

1年学年主任・サッカー部・チアリーディング同好会顧問 西川 道治  7月~8月の2ヶ月間、本校第1学年にフランスからの体験留学生が来てくれました。生徒たちにとって、教室や部活動で彼女と共に過ごした時間は素敵な夏の思い出になりました。  サッカー部とチアリーディング同好会にも遊びに来てくれました。彼女はまさに才色兼備。ドリブルをしても、バク転をしても、持ち前の運動神経と可愛らしい笑顔で部員たちの心...

今、あなたにできること

生徒会部 木田陽子 新型コロナウイルス感染症予防についての校内放送を始めました 生徒会執行部が全校生徒に向け、呼びかけています 毎日の検温 マスク着用 手洗い ソーシャルディスタンス 生徒代表である執行部からの呼びかけ みなさん 朝の少しの時間 耳をかたむけてみませんか 一人ひとりの感染症予防が大切です 6時間授業が始まったら、お昼休みバージョンも放送します お楽しみに! 「全員でこ...

生活。(ある詩より)

校長 片山 造 『走れメロス』『人間失格』などの作品で知られている昭和の文豪、太宰治さんの詩を紹介します。この詩は教科書に載っていたわけでもなく、どこで出会ったのか覚えていませんが、心に残っている詩のひとつです。教員(社会人)になって、日々、先輩教員から指導していただきながら生徒たちと向き合う中、時折、読み返し、卒業生から(しんどい)の報告を受けた時、メールでこの詩を送ることもあります。コロナ禍...

教師としての勝ち負けとは?

校長 片山 造 教師という職業に「勝ち負け」があるとすれば、その対戦相手は誰で、何をもって勝敗が決まるのだろうか。振り返れば、私のこれまでの教員生活は連戦連敗だったような気がする。いくら生徒に(ルールは守れ)と言っても、「はーい」と元気のよい返事はあるが、一向に守らず停学に次ぐ停学。生徒が何か問題を起こす度に頭を下げに行った。謝ることや相手から罵声を浴びせられることを辛いなんて感じたことは一度も...

古語について

校長 片山 造 最近、よく耳にする言葉それは(最悪!)老若男女関わらず、街中でもよく聞こえてくる。自分自身、クラスの担任をしていた時、生徒に「その言葉を使ってしまうと、後がなくなるよ。」と言動をたしなめたり、「言葉がさらに悪い結果を呼び込むかもしれないよ。」と言ったりしていたことを思い出した。これは、国語教師として美しい日本語の伝承者であるという使命?でもあり自分自身の経験から生まれたものでもあ...

みんなちがってそれでいい!

校長 片山 造 意見のちがいは当たり前。 自分とまったく同じ人はいない。 世の中にはいろんな人がいる。 意見のちがいが起こるのは当たり前だよ。 意見がちがうことに臆病にならないで。 学校はたくさんの人が集う場所。そして、一人ひとりに思いと考えがある。あの人とは意見がちがうからとスル―して話をしないのはもったいないこと。バランスをとるのも大切なことだけど、せっかくだから相手への尊重と敬意を忘れ...

無関心ということ

校長 片山 造 シラケ世代とも言われる1970年代の若者気質をあらわした「三無主義(無気力・無関心・無責任)」という言葉がある。戦後の高度成長期が終わり、世の中にゆきづまりをみせ始め、なんとなく無力感が漂っていた時代にそんな言葉が生まれた。 闇から輝きへ、そして無関心から行動へ。感情がなければ変換など起こりえない。 これはスイスの精神学者であり心理学者でもあるカール・グスタフ・ユングの言葉。無関...

読書のススメ

校長 片山 造 「新潮文庫の100冊」家に帰るとそんな冊子があった。10年ひと昔とはよく言ったもの。パラパラめくってみると、昔と今の100冊とでは随分その作品に様変わりがあることが分かった。私が本を読むようになったのは高校時代。大会後で部活が休みに時にふらりと学校の図書館に行ったのが始まり。次いで、浪人時代。図書館で受験勉強をしているうち、本に囲まれていることに気がつき、問題集を横に読書に興じて...

第35回 同窓会

 8月23日(日)、第35回同窓会を開催しました。今年度は、コロナウィルス感染症予防の観点から、総会を開かず役員会のみの開催でした。例年、総会終了後に卒業生と先生方が歓談している姿が見られますが、今年は、残念ながらそれもかなわず、寂しい同窓会となりました。  ご多用の中、猛暑にもかかわらず、お運びいただいた役員の皆様、誠にありがとうございました。今後も本校同窓会をよろしくお願いいたします。  係 ...

当たり前のことを当たり前に考察してみる

校長 片山 造 「宝くじは購入しないと当たらない」その通り。「オリンピックは参加することに意義がある?」「言わなければ思いは伝わらない??」考えを進めていくにつれ、「?」の数が増えていく。世の中は便利になり、そこに行かなくても疑似体験できることも増えている。例えば、私たちはZoomでテレビ会議をしたりGoogle earthで世界中の場所とつながったりすることができる。 では、「学校に行くのは、...

全員がハッピーになる答えを見つける。

校長 片山 造 みんなの意見が たとえちがっていても、 だれひとり取り残さずに 全員がハッピーになれる 答えを見つけることが  大事なんだ。 全員が納得して進んでいくということは、個人の納得というサイズを超えていかないということ。みんなでキラキラしたまなざしで知恵を出しあって、納得のそのむこうをめざしていくと、思いもかけないスゲー答えがみつかるかも知れない。その結果、みんながハッピーになる‼️...

気になるTV番組

校長 片山 造  昔はよくテレビを観ていた。授業で使えるネタはないか?新聞のテレビ欄にチェックを入れ、録画⇒編集して授業で生徒にみせたものだ。そのうち、知識や情報はネットや書籍から得ることが多くなり、最近はあまりテレビを観ていないことに気づいた。  そんな中、なぜか気になる番組がある。BS朝日で毎週金曜日のよる9時から放送されている「迷宮グルメ異郷の駅前食堂」。番組内容は、ヒロシ(さん)が言葉も...

今年の流行語は?

校長 片山 造 早いもので今年も2/3が終了しようとしている。毎年12月になると、今年度の流行語が発表されている。今年は本来であれば、2020東京オリンピックが開催され、その競技の中から選手が発した名言が生まれていたはず。それは来年2020+1の楽しみにしておくことにして、今年については、今のところ「コロナ(禍)」「3密」「ソーシャルデイスタンス」「PCR」「巣ごもり」...というあたりだろうか...

学校周りの壁がフェンスに

校長 片山 造 暑い日が続いています。例年であれば、そろそろ朝夕涼しくなっていくはず。熱中症にならないように、(マスクを着用)しながら体調管理と水分補給に努めましょう。 2年前に大阪北部を震源とするM6の地震が発生しました。交通機関が止まり、家屋倒壊等もありました。高槻市の小学校ではブロック塀が倒れ、女児が犠牲になりました。児童・生徒の安全を考え、大阪府の市町村の小中学校や府立学校の外壁をフェン...

生徒たちに教えられたこと(野球編)

校長 片山 造 A高校 0 0 2 4 18 24 B高校 0 1 0 0 0 1 これはB高校において、私が初采配したある地方大会予選の高校野球のスコアである。 転勤初日、2年2名が職員室の私のところにやってきて「先生、野球部監督をしてください」と言った。生徒会の規約で、1年以上活動のない部活は廃部と決められていた。「わかった。それなら9名集めてこい」きっと集まらないだろうと高...

夢を追いかける

サッカー部顧問 西川道治  この夏、FUKUSENイレブンは、9月13日(日)の選手権大会初戦突破に向けて取り組んでいます。  8月上旬の練習試合は、1勝1敗1分、実力校を相手に見応えのある試合内容となりました。  2日(日)の浪速高校戦は、今季初のホームゲームでした。序盤に先制され、苦しい展開でしたが、前半終了間際に同点に追いつき、1-1で折り返しました。後半開始直後の失点で目が覚めた選手たち...

親友とは?

校長 片山 造  今まで、まったく考えもしなかった「親友」とは?という問いについて考えてみた。  国語辞典には、(互いに心を許しあっている友。特に親しい友とある。)なるほどと思いながら、自分の経験から「親友」という言葉をできるだけ簡潔に定義してみることにした。 (嬉しい時に自分以上に喜んでくれる存在)  なんとも自分勝手で都合のよい話だが、自分自身も誰かにとってそういう存在でありたいと願う。迷惑...

テーマ(目標)

校長 片山 造 「Road to~」これは、サッカーW杯日本代表が掲げている目標で、~には次期W杯開催国の名が入り、荘厳な音楽とともに(絶対に負けられない戦いがそこにはある)という文字が繰り返しTV画面に映し出されている。 2020東京オリンピックのテーマ(目標)は「Be better together/より良い未来へ、ともに進もう」らしい。ちなみに、1964東京オリンピックは「スポーツの力を、...

マスク着用

校長 片山 造 下の写真のポスターが3年生のフロアのあちらこちらに貼られています。これは、生徒に向けて学年の先生が、今般のコロナ感染予防の協力を訴え?作成したもの。 生徒のみなさん、教室で友達や先生と話す時、廊下で人とすれ違う時、マスクを着用していますか?そして、この「マスクをつけよう」のメッセージは届いていますか? 届いているならよろしい。届いていないのなら、どれくらいこのポスターを貼れば届き...

2学期始業式(式辞)

校長 片山 造 みなさんおはようございます。校長の片山です。短い夏休みが終わり、今日から2学期が始まりました。まずは、みなさんにお話ししておかなければならないことがあります。それは、夏季休業中に本校でも数名の教員にPCR検査の結果、陽性反応が出ました。またその教員と濃厚接触者になり、この後、PCR検査を受ける教員がいます。感染の経路については、(食事をともにしたこと)がその原因とされています。 ...

1学期終業式(式辞)

校長 片山 造 みなさんこんにちは。校長の片山です。放送ではありますが、1学期の終業式を迎えることが出来ました。2020の幕開けとともに始まったコロナ禍の中、みなさん不安に過ごしていることと思います。本校でもPCR検査を受けた人が数名、その中で陽性反応が出た人もいました。確実に、私たちの近くにコロナの脅威が近づいてきています。 では、私たちに今できることは何か?それは、この問題を他人事ではなく自...

世界で最も歌われている歌は?

校長 片山 造  世界中で最も歌われている歌は、みなさんもよくご存知の「Happy Birthday to you」。地球上の人口は現在78億と言われている。1秒間に4.2人の生命が誕生し(ネット情報)、毎日多くの人が誕生日を迎え、この歌のもとに多くの笑顔と祝福が存在しているはずである。しかしながら、実はこの歌、元来、バースデーソングではなかった。「Good Morning to all」、18...

ダンスの授業を見学しました(^ ^)/

校長 片山 造  1年生の体育・ダンスの授業を見学させてもらいました。入念にストレッチをした後、先生が前に立ち、課題曲NiziUの「Make You Happy」の振り付けをレクチャー。生徒たちは対面する鏡をみたり、隣の人と動作を確認しあったりしながら、何度も何度も反復練習。 見学している私も、やる気や熱量が伝わってきて、気がつけば身体でビートを刻んでいました。 一昔前までは、(体操はしたけれど...

心に残っている先生の言葉

校長 片山 造 「どんなことがあっても選挙にだけは行きなさい。」 これは私の高校時代、社会科担当の先生が毎時間、必ず1回は言った言葉である。特別、その先生になにか相談しお世話になったわけでもない。その先生の授業が面白くて教員になるきっかけになったわけでもない。それどころか、先生の名前も顔すら覚えていない。 「選挙の話」は突然やってくる。例えば時事問題を扱った授業の途中で(世の中を変えていくには、...

求人票閲覧会 ~日々前進~

進路指導部 越智裕隆 7月20日(月)~22日(水)の放課後、求人票閲覧会を実施しました。対象は3年就職希望者で、数百ある求人票から自身の興味や希望条件に合った求人を探しました。生徒は、先生と相談をしながら求人票を隅々まで見ていました。 私が福泉高校に着任して4か月が経ちました。生徒と接して感じることがあります。それは、社会がコロナで混乱している中でも、生徒たちは「自己実現・進路実現に向けて確実...

「図書館へようこそ」

図書館を再開して、二月になろうとしています。日ごろ図書館にいると、生徒さんたちがやってきてくれますが、まだまだ宣伝不足で、一日に一組いるかいないかというところです。図書館は静かに読書を楽しむ場所ですが、「もう少しにぎわってもいいな」と思っています。 さて、コロナウイルスはまだまだ猛威をふるっています。テーマパークなどもアトラクションを再開していますが、しばらくは「ステイホーム」が必要でしょう。そこ...

「当たり前」を疑ってみる。

校長 片山 造  みんながやっているから  前からそうだからって、  それが正しいこと、  ベストなこととは限らない。  当たり前を疑うことで、  見えてくることがあるよ。 学びでは、「当たり前」を疑ってみることが大切。万有引力の法則を発見したニュートンは、りんごが木から落ちる瞬間を見逃すことなく、さらにそこから考え答えを導き出した。 人間関係にその法則をあてはめてしまうと、いつしか、自分のま...

Life with Books(人生は本とともに)

校長 片山 造  Life is ~ 。これは人生を何かに喩(たと)える時によく使う言葉。たとえば、「Life is music(人生は音楽だ)」。1969年、アメリカニューヨーク州で開催され40万人を集めた伝説の野外コンサート(ウッドストック)に参加したミュージシャンが着ていたTシャツにプリントされていたような気がする。戦争の中、健気に生き抜く人々を描いた「Life is beautiful」...

土用の丑(うし)の日

校長 片山 造  日本では、土用の丑の日に(うなぎ)を食するという文化がある。今回はそんなお話。  担任をもったら、幾つかやってみたいことがあった。その一つが、(通知表を配ること)。教室で配るのではなく、自らポストマンになり生徒やその家族が待つ家庭に配るのである。   終業式の日は午前中に学校が終わるので、他の先生に部活動を任せ、車で配達に出かけた。クラスは40数名いたので、一軒の滞在時間は15...

判断するとき

校長 片山 造 同時に2つの異なる道を選ぶことはできない。メリットは?デメリットは?決めかねているうちに、どんどん時間は過ぎていく。間をとって(折衷案)なんてこともよくあるけれど、なんだか歯切れが悪い。そんな時、自分の中で決めていることがある。 自分の考えが100%に至ったならば、迷わず51%の道を選ぼう! これは、ある研修における講師の言葉。人は2つの道を同時に歩むことはできない。人生は日々、...

呼び名

校長 片山 造 ある日の会議でのこと、「校長先生お願いします」。しばしの沈黙の後、自分が呼ばれていることに気がつき話し始める。これはよくある光景。校長になってから一年以上経つが、この「校長」と言う呼称になかなか慣れない。校長としての自覚がないわけではない。なにかしっくりとこないのだ。 「つくる先生」教諭の時は、生徒からも教職員からも姓ではなく名で呼ばれることが多かった。今、考えてみると片山が複数...

2020 堺ユースフレンドリーマッチ in JG に参加しました!

サッカー部顧問 西川道治  FUKUSENイレブンが7月23日(木)~26日(日)に開催された「2020 堺ユースフレンドリーマッチ in JG」(以降:堺ユース)に参加しました。  堺ユースは、J-GREEN堺の開場以来、今年で11年目を迎える日本最大規模のサッカー大会です。毎年、インターハイの前哨戦として、全国から強豪校が堺に集います。今年は新型コロナウィルス感染症により大会規模を縮小し、拡...

道を説くことば2つ

校長 片山 造  以前ご紹介した絵本「きみを強くする50のことば」にある言葉と書家(みつを)さんの「道」を並べてみました。やはり、何事も「自分で」ということですね。 自分で考え、 自分で決めて、 自分から動く。

校歌を想う

校長 片山 造 シノピリカ カムイネモシリ(とても美しい 神の国よ) これは、私が教員として初めて赴任した北海道の学校の校歌の冒頭部分で北海道の先住民族アイヌの人々の言葉である。開校を前に、有名な作曲家の石丸 寛さんに作曲を、劇作家の伊馬春部さんに作詞を依頼した。石丸さんは、曲のイメージをつかむため、わざわざ東京から来て、学校の周辺を散策したというエピソードが記念誌に残されている。 歌の結びは、栄...

アクティブ・ラーニング

校長 片山 造 「アクティブ・ラーニング(=主体的、対話的で深い学習)」という言葉がしばしば聞かれ教育のトレンドとなっている。その手法は、ICT機器を用い、グループ学習や調べ学習⇒発表など多岐にわたっている。 私が教師として初めて赴任したのは、いわゆる(教育困難校)と呼ばれる学校だった。教室にいても授業に参加せず騒いだり、寝たりしている生徒が大半であった。先生が黒板に説明を書きながら質問し、生徒が...

蟻・トンボ・人間

校長 片山 造 「あなたは蟻になれますか?」これは、ある小説に出てくるある会社の面接における質問です。蟻とキリギリスの話にもあるように、蟻は黙々と働きます。だから、この質問を言い換えると「あなたは地道に会社のため、他者のために働くことができますか」となります。 さらに「あなたはトンボになることができますか」と質問は続いていきます。トンボとは複眼で物事をみることが出来るかということ。与えられた仕事を...

メロディチャイム

校長 片山 造 授業始まりの予鈴として、校内にメロディチャイムを流している。このチャイムが流れると、心なしか生徒たちは急ぎ足になり授業準備モードに入る。昼休みと5限目の間には、歌唱付きの校歌が流れる。歌っているのは、西浦達雄さん。西浦さんは「熱闘甲子園」をはじめとする高校野球の曲や高校生の軽音楽部の甲子園と言われているスニーカーエイジの審査員もされていた。ちなみに、TVで流れている(ホテルニューア...

変わったのは...

校長 片山 造 「あの人は最近変わった」そんな言葉を聞くことがある。「あの人は最近変わった」の後には、「以前はもっと~だったのに。」と続くことが多い。果たしてそうか?というお話。 いつ誰と話したことか覚えていないが、「変わったのは相手ではなく、自分自身の相手への思いじゃないの」と言われたことがある。さらに「人は自分に都合のよい生きものじゃないよ」とも言われた。 「人は簡単には変われない。そん...

授業見学での気づき

校長 片山 造  やはり、生徒が集うのはいいなぁと実感しながら、教室の後ろから先生方の授業見学をしています。授業をみながら、気になるのは、教室の掲示物や担任の先生からのメッセージです。少しご紹介させていただきます。  1年のあるクラスでは、「サンクスシート」掃除、ゴミ捨て、先生のお手伝いなど、クラス全体に貢献すると、1サンクス と書いてありました。別のクラスの後ろの黒板には、さりげなく「来たれ、軽...

与えられることに慣れない。

校長 片山 造  とある校長先生から教えていただいた絵本「きみを強くする50のことば」。著者は教育者の工藤勇一さんです。大人も読むことができる(深イイ)そんな絵本です。内容を少しだけ... 与えられることに慣れない。 だれかにやってもらったり、 用意してもらったりばかりだと、 自分で考えたり、決めたりできなくなる。 そして、うまくいかないことがあると 人のせいにしてしまう自分になってしまうよ。...

言葉を考える

校長 片山 造 言葉は時代とともに移り変わっていくもの。ひところ「ラ抜き言葉イコール日本語の乱れ」と指摘されていたが、最近あまり言われなくなったような気がする。これは、ラ抜き言葉が違和感なく?受け入れられ、言葉として次の時代に使われる権利を獲得したことを意味しているのだろうか? 本屋に行きジャンルは決めず、目にとまった本を購入して読むことにしている。本と言えば、本にはさまっている「しおり」は動詞「...

「共感」について

校長 片山 造 大切なことは共感することだ。「共感」とは、相手の目で見、相手の耳で聞き、相手の心で感じることである。【アルフレット・アドラー/オーストリアの精神科医・心理学者】 続けて、こう書かれている。(共感とはそもそも相手の関心に対して関心をもつことです。自分の関心を相手の状況にあてはめてしまう。そこから失敗が始まるのです。) 共感と同情とは異なる。そして、相手を勇気づける時に、相手の置かれて...

FUKUSENイレブン2020、躍動中!!

サッカー部顧問 西川道治  快晴が続く6月27日(土)、FUKUSENイレブンはグラウンドで汗を流しました。  この日、練習前のミーティングで私は部員たち問いかけました。「どうして個(技術)を磨くのか。」練習後のミーティングで部員たちに意見を求めることを約束し、トレーニングを開始しました。  トレーニングのメニューは次の通りです。   Wup フットワーク&ボールフィールディング(15m...

進路分野別説明会

進路指導部 山本 勝久  7月2日(木)進路分野別説明会を実施しました。対象は3年生で、大学・短大・専門学校や一般企業の方に、ブース形式で説明会をしていただきました。生徒たちの話を聞く真剣なまなざしに、受験生・就職生らしさを感じました。

できる範囲で

校長 片山 造 誰かに仕事を依頼する時、日常的に「できる範囲で」という言葉を使う。類義語には「できる限り」「なるべく」「可能な限り」「最大限に」「限界まで」などがある。似ているとはいえ並べてみると、ニュアンスや微妙な意味の違いを感じる。 小学校5年の時、担任は男性のいわゆる熱血教師だった。嫌な先生ではなかったけれど、口癖は「どんな時も一生懸命、何事にも全力で!」。少しでも手を抜こうものなら「こらー...

ボランティア部の七夕飾り

校長 片山 造 今年も七夕の日を迎えました。そして学校の数か所(職員玄関前・生徒玄関階段付近)にボランテイア部による七夕飾りが置かれています。短冊をのぞいてみると、「成績UP!」「夏休みが欲しい」「コロナが終息しますように」「宝くじがあたりますように」さまざまな願い事がつるされています。(思えば叶う)そう信じていくことにしましょう。

拍手(エール)を送ろう!

校長 片山 造 テレビやYouTubeが普及し、海外からの映像もリアルタイムに飛び込んでくる。私は映画好きなので、海外の映画祭の授賞式の中継をみることがある。そこで、いつも「いいなあ」と思うことがある。それは、受賞した方に賛辞を込めて送られる拍手である。競い合った者たちが、その栄誉とともにお互いの健闘を称えあう。潔くていいなあ。そこには何のわだかまりもない。 スマートかつ自然に、他者に対して拍手...

仕事を考える

校長 片山 造 高校入学後、間もない時のお話。担任の先生から進路希望調査の紙が配付された。そこには、あなたが志望する大学学部5つと将来なりたい職業を3つ記入して提出しなさいと書かれていた。大学のことはよくわからなかったので、適当に記入した。さて、職業は何をかけばよいのか?はたと困ってしまった。紙の裏に例として類型化された数多くの職業の名前が書いてあったが、そこに、私が将来したい職業がなかったからで...

保護者向け進路説明会

進路指導部 山本勝久 6月25日(木)保護者向け進路説明会を実施しました。対象は、全学年の保護者の方で、進学・就職について進路指導部山本・池嶋が説明させていただきました。今年は新型コロナウイルスにより、高卒生の就職試験が10月16日になるなど、進学・就職の状況が刻々と変化しています。進路指導部として、保護者の皆様に最新の情報をお伝えしたく今後も説明会を計画しています。保護者向け進路説明会開催に当た...

自分にしかできないこと

校長 片山 造 教師になりたての頃、廊下で頭髪違反の生徒を注意していると、そこに校長先生が通りがかり、「それはあなたにしかできないことですか」と聞かれた。それからはグラウンドでノックをしている時、授業をしている時...会うたびに、校長先生から同じ質問をされた。なぜそんなことばかり聞いてくるのが不思議でならなかった。  7月末の文化祭の夜、自分のクラスの生徒と行燈(あんどん)行列で町を練り歩いた。北...

こんな大人になりたい

校長 片山 造 休日の午後、自宅で本棚の整理をしていると、自分が小学3年生だった時のクラス文集をみつけた。懐かしく思い、パラパラとめくると「将来の夢」というページがあった。 医者、プロ野球選手、学校の先生、お金持ち、ウルトラマン、大統領、スチワウルス(たぶんスチワーデスのことか)など、そこには昭和の小学生の夢が散りばめられていた。さて、自分は何を書いたのだろうか?探してみると、とびきり汚い文字で(...

第一回 就職模擬面接指導

文責:進路指導部 山本勝久 6月16日(火)~19日(金)の4日間、第1回就職模擬面接を実施しました。対象は、3年就職希望生で、入室のノックから退室の仕方まで、できるようになるまで何度も繰り返し練習を行いました。最初は、普段は意識しない所作や使い慣れない言葉に戸惑いがあった生徒も、一時間の指導を終えるころには堂々とした就職生らしい姿になっていました。 今年度の高卒者の就職試験は、例年より1ヶ月遅く...

ひと手間かける

校長 片山 造 「ひと手間かける」...(よりよく仕上げるための、ちょっとした工夫や作業)の意。 ニュアンスの違いはあれど「プラスα」の日本版が(ひと手間かける)ではないかと思う。 料理を美味しくいただくために一つまみの塩を加える。日本が世界に誇る(だし文化)はまさに究極の(ひと手間)だな、とみそ汁をすすりながら感じる。  これを人との関係性に置き換えるとどうだろうか。それは、相手を想い感謝し...

わからないということ

校長 片山 造 高校時代、成績は総じて芳しくなかったが、その中でもとりわけ苦手とする教科があった。 それは「数学」である。先生の黒板に書く数式が、その解法が全く理解できない。定期テストは何とか覚え込むことで平均点はクリアできたが、学期ごとの数学教師が英知を結集し作成した実力テストはどうすることもできなかった。結果は「0点」。それが3回続いた。  先生から(校長室に来なさい)と呼び出しがかかった。...

名前(なまえ)

校長 片山 造(つくる) 先日の放課後、校内を巡回していると、先生の指導のもと生徒たちが面接練習をしていた。ふと黒板をみると、入退室の礼法説明とともに、いくつかの質問事項と答えが書かれていた。そのひとつに「校長先生の名前は?」というものがあった。 小学校の時、名前でからかわれたことを思いだした。私は、子供心にこの名前がとんでもなく嫌だった。名前を言うと、変な顔をされたり、笑われたりもした。グイッ...

最近、嬉しかったこと

     校長 片山 造 週末の夜、十年以上会っていない教え子からメールが届きました。 以下、メールの内容。「先生お久しぶりです。覚えていますか○○です。なぜ突然メールしたかというと、私が先生に教えてもらい、ずっと心の支えにしてきた言葉をふとテレビで目にしたからです。~中略~それは、相田みつおさんの「道」という言葉です。当時、先生に黒板に書いてもらった一文字ずつ、今でも脳裏に残っています。そして(...

「汗をかけ!」~6月15日(月)3年生の始業式で話したこと~

     校長 片山 造 私は長い間、教員として「高校野球」に関わってきました。 部員をかき集め、1回戦でコールド負け。そんな学校でも球児の目標は「甲子園」です 。しかし全国3700校で頂点に立つことができるのは、たった1校しかありません。 何かを一生懸命に成し遂げようとする時、「目標」は欠かせないもの。例えば、(○●の仕事につく!)、(○●大学に合格する)、(とにかく高校を卒業する)そのために何...

ジャガイモを収穫しました。

3年生命科学担当 西川道治  梅雨とは思えない青空に恵まれた6月22日(月)、3年環境コース選択生徒が「生命科学」の授業で菜園実習を行いました。  授業はじめに教室で「ジャガイモ収穫」に関するレクチャーを終えると、生徒たちはスコップ片手に足早に「ふくまるファーム」へと向かいました。臨時休校に伴い、今年度初となったこの日の菜園実習は、「ふくまるファーム」の紹介と見学から始まりました。畝の狭間(谷)...

福泉高校チアリーディング同好会、始動!!

チアリーディング同好会顧問 西川道治  令和2年6月20日(土)、福泉高校チアリーディング同好会(以降:本校チア部)が活動を開始しました。本校チア部は、昨年度に有志生徒が立ち上げ、今年度より同好会としての活動を始めました。  チアリーディングは、1980年代にアメリカンフットボール、野球、サッカーなどの他のスポーツを応援することから始まり、アメリカ合衆国が発祥の地とされています。日本では、198...

2020/6/19 部活動体験会を実施しました!

1年 生徒会部 髙木 浩和  放課後に新入生対象の「部活動体験会」を実施しました。まず、軽音楽部がオープニングLIVEを行い、その後希望するクラブに分かれて練習を体験しました。30名ほどの1年生が参加してくれ、クラブ生徒の声が校内に響く賑やかな放課後となりました。  軽音楽部の生徒たちは(活動再開から一週間)朝練・昼練をするなど集中して練習に励み、新入生に向けて3曲披露してくれました。いつも学校...

医療介助用ビニールエプロンを製作しました。

1年学年主任 西川道治  6月11日(木)、総合探究の時間に学年企画「YELLプロジェクト♯いまわたしたちができること」第1弾(医療介護用ビニールエプロン製作)を行いました。  「YELLプロジェクト」とは、新型コロナウィルス感染症で困っている人々を応援するため、38期1年生全員で取り組んでいる学年企画です。臨時休校中の登校日に「小さな協力で大きな笑顔を届けられる」アイデアを募集したところ、募金...

第38回福泉高等学校入学式が挙行されました。

校長 片山 造  6月15日(月)午後1時より、本校体育館にて第38回入学式が行われました。  学年主任・担任の先生に先導され、新入生が入場。みんなどことなく緊張した様子です。ソーシャルデイスタンスで座席を離しているためか?自分の席を探して右往左往という光景もみられました。入場・着席後、入学許可⇒生徒代表による宣誓⇒校長式辞⇒(学年の先生方の紹介)⇒新入生退場と式は進み、正門付近でクラス毎に集合...

校長 片山 造  午前と午後には分かれていますが、毎日、みなさんが登校するようになり、早や一週間が過ぎました。久しぶりの授業はいかがですか?1年生は物品販売やマスク制作をしていました。「コロナウイルスについて」スライドでの授業もありました。  「なぜ山に登るのか、そこに山があるから」これはイギリスの伝説的な登山家ジョージ・マロリーの言葉で1923年ニューヨークタイムズに掲載されたものです。ここで...

行動すること、確認することの大切さ

校長 片山 造  6月1日(月)の夜、新型コロナ終息を願い、全国で一斉に花火が打ち上げられました。これは、「Cheer up 花火プロジェクト」の(空を見上げて笑顔になろう!)という呼びかけに全国130の花火業者が賛同し実現したものです。三密を避けるため、どこで打ち上げられるか事前予告もありませんでした。ネットニュースでこのことを知っていた私は、その時間に子どもを抱え見晴らしのいい場所に移動し、空...

登校日(第3回)の様子

校長 片山 造  登校も今回で3回目、生徒たちはマスク・検温にも慣れてきたようです。生徒玄関では先生方による「健康観察」がおこなわれています。今回の登校で、3年は各教室で担任より今後についての連絡や「進路サポート」を記入、2年生は体育館で学校再開に向けた「オリエンテーション(生活・学習・進路)」、1年生は「オリエンテーション」「個人写真撮影」等が実施されました。 来週6月1日(月)からは、午前...

登校日(第2回)の様子

校長 片山 造  先週から登校が始まり今週は2回目となりました。校長室で椅子に座って事務作業をしていると、生徒たちの笑い声が聞こえてきました。やはり、生徒がいてこその学校ですね。 1・2年生は、教室で「進路希望調査」や「キャリアパスポート」等の記入をおこないました。学校再開に向けて、少しずつ心も身体もならしていきましょう!継続してマスク着用・検温に努めてください。何事も(たやすく緩まないこと)が...

36期生3年生より メッセージ第3弾

6組副担任 吉田 36期生3年生の皆さん、こんにちは。ゴールデンウィークが終わり5月も半ばを過ぎました。このゴールデンウィークは皆さんどのように過ごしましたか?世界のテニス選手はオンラインのテニスのゲーム大会を開催し大会の賞金は医療施設へ寄付するという活動が話題になっていました。 さて、3年生の皆さんは5月13日に今学期初めての登校日となりました。久々の学校はどうでしたか?先生たちも皆さんが元気に...

新1年生の登校日

校長 片山 造  今日は新1年生が初登校。高校デビューを控え、初々しい立ち居振る舞い。ずいぶん早く登校し自転車置き場で待っていた男子生徒に「高校でやってみたいことはなんですか」とたずねてみました。キラキラして目で「友達をたくさんつくり、部活動もしてみたいです。」と答えてくれました。学年主任の先生が教室を回り、次回までの宿題として「エール プロジェクト(今、わたしたちにできること)」のアイデア募集...

「新2年生登校日の様子」

校長 片山 造  新2年生が登校しました。まだまだ1年気分が残っているのか?自転車置き場を間違える場面もあり、先生から「2年だよ」と言われ「進級したんや」とのやりとりもありました。  生徒下足で、間隔をあけながら学年の先生による「健康確認カード」のチェック、カードを忘れた生徒や検温まだの生徒については別屋で検温が行われています。 何人かの生徒に「どうですか」と声を掛けてみました。すると「やっと学...

「登校日の様子」 ~ようやく、みなさんに会えました~

校長 片山 造  本日から、学年別分散登校が開始されました。まずは新3年生。約2ヶ月ぶりの登校で友達や先生との再会を喜び、思わずハイタッチするのを自粛する場面もみられました。 生徒たちは、下足前の受付で「アルコール消毒」、「マスク着用」「健康観察カード」チェックの後、検温会場または指定された教室に向かいました。  教室では、「健康観察」「ウイルス対策指導」「SNS等の正しい活用法」「ICT環境調査...

福泉高校生へ

                                 校長 片山 造  みなさん、いかがお過ごしですか。体調は?宿題は?有意義に時間を刻んでいますか? 私はといいますと、平日は校内を清掃したり、みなさんが再登校してくる日に向けて準備したりしています。休日は子どもとの散歩や家の片付けをしながら時間を過ごしています。 昨夜みたテレビの番組「心しみる夜汽車」の話を紹介します。この番組は、電車...

38期1年生の皆さんへ "Stay at home, Save lives"

学年主任 西川道治  学年通信『YELL(エール)』第1号では、皆さんに(励まし合うこと)(支え合うこと)について伝えました。今回は、私たち一人ひとりが、人々や社会に(貢献すること)の大切さがテーマです。  臨時休校と外出自粛が続く中、私自身、ちっぽけな自分では何も人々や社会に「貢献」できないと考え込むことがあります。そんな時、等身大の自分に(今すべきこと)を教えてくれる言葉を紹介します。  「"...

軽音楽部(アコースティック同好会)の皆さんへ

軽音楽部・アコースティック同好会 顧問 高木 浩和  お元気ですか?練習ができなくなってから、2か月が経ってしまいましたね。新歓LIVEやフレッシュサウンドコンテストなど、今後について不安に思っている部員も多いのではないでしょうか。こんなときだからこそ"音楽に親しみ"前向きな日々を過ごしてください。 (嬉しいお知らせ)☆軽音楽のご経験のある先生が異動して来られました☆軽音楽部の副顧問をし...

36期3年生より メッセージ第2弾

36期3年生 学年主任 川嶋 36期3年生の皆さん、こんにちは。4月ももう後半に差し掛かってきました。臨時休校期間も長くなっており、そろそろ学校に行きたいな...と思っているころではないですか? 先日、新型コロナウィルスによる緊急事態宣言が日本全国に拡大され、全国的に外出自粛が叫ばれているこの頃です。とは言え、外を見れば春のうららかな陽気。外に出たい気持ちが膨らんで抑えられなくなってしまいますよね...

福泉高校生徒のみなさんへ

                                 校長 片山 造  3月に学校が臨時休業になって、はや2ヶ月が経とうとしています。みなさん元気に過ごしていますか。福泉高校では、桜が散り、今度はつつじが咲き始めています。 生徒諸君、こんな時こそ(心と体のバランスが大切です。) よく食べて、よく寝て、時々(アハハ...)と笑う。それが良質であればさらに良い。  今後どうなるか先...

新2年生の皆さんへ

2年学年主任 田中宏幸 皆さんお元気ですか?休校になってもうすぐ1か月半が経とうとしています。満開だった福泉高校 の桜の木も、所々新芽が見られるようになってきました。このように、何もしなくても時は過ぎていき ます。だからこそ2年生に進級した今、登校再開日までに皆さんには万全の準備を進めておいてほしい と思います。 「生活リズムを整えておく」「課題にしっかり取り組む」「健康第一」の3点は必ず意識...

38期 1年生の皆さんへ

学年主任 西川道治 現在、福泉高校では、皆さんが安心安全に学校生活を送れるように準備しています。 担任の先生方は、皆さんが過ごす教室をピカピカに掃除しています。教科担当の先生方は、皆さんの力がグングン伸びる授業づくりに取り組んでいます。学年の先生方は、皆さんの気持ちがポカポカ温まるサポート体制を整えています。 本日、学年から皆さんに、臨時休校中の課題とともに、学年通信『YELL(エール)』第1号...

皆さんお久しぶりです。新36期3年生学年団です!

36期学年主任 川嶋 本来であれば新学年が始まり、皆さんは毎日のように学校に来ているはずですが、新型コロナウィルスの影響により登校がかなわない現状となっています。皆さんのいない学校はとても静かで、何だかもの寂しい状況です。 そんな中、少しでも皆さんとのつながりを...と思いまして、ここで少しだけ情報を発信します。新学年団の紹介と一言メッセージです。 1組担任 川嶋・・・『最後の1年、皆が楽しく過ご...

新2・3年生のみなさんへ

                                校長 片山 造  福泉は春です。長い休みが続き、そろそろ、学校に行きたいと思う頃ではないですか。 提案です。この時間を活用して(何かに挑戦)してみてはいかがでしょうか。 例えば、「ジグソーパズルを完成させる」「何巻もある本を読破する」「部屋の整理整頓」etc。または「勉強」。今までの復習と今後の予習をするもよし。普段は時間がなくなか...

ふくまるファームから春の便りをお届けします。

ふくまる実行委員会 西川道治 桜の花びらを追いかけ、ふくまるファームへやってきました。 ファームのフェンスを開けると、さっそく、ほんのり春色に化粧した白い花が出迎えてくれました。 たがいちがいについた葉のわきから弾けるように咲く蝶形の花。ふくまるファームは今、春の訪れを告げるエンドウの花畑です。 背丈ほどに伸びた茎をかき分け花畑をすすむと、花の後ろからふっくらお馴染みのエンドウ豆のさやが顔を出し...

新入生のみなさんへ

                              校長 片山 造  福泉高校では、桜の花びらが春風に舞っています。  本日、みなさんをお迎えし、入学式を挙行する予定でしたが、新型コロナウイルス感染拡大防止とみなさんの安全を確保するため、入学式は5月7日以降に延期することとなりました。   まだ見ぬみなさんを思いながら、入試の時に提出してもらった240名の「自己申告票」を再度、読んでみ...

R2年度 入学者選抜 合格者発表!

                          校長 片山 造  3月11日(水)と24日(火)に本校の入学者選抜が行われました。その結果、240名が合格を果たしました。おめでとうございます!  合格発表は、新型コロナウィルス感染防止対策として、本校自転車置き場で受験番号を区切り、人が密集しない状態でおこなわれました。多くの受験生・保護者が見守る中、合格者の受験番号が発表され、その瞬間、あち...

第35回卒業式が挙行されました。 

校長 片山 造  令和2年3月3日(火)午前、本校体育館にて、第35回卒業式が行われました。今年度の卒業式は、新型コロナウィルスの感染拡大を避けるため、①体育館の入口で手を消毒しマスク着用②時間短縮③卒業生・在校生(希望者)・教職員のみの式となりました。生徒たちも卒業式を「最後の授業」ととらえ、臨んでくれました。退場時、教職員が(花道)をつくり、拍手とともに卒業生を送り出しました。その後、各HR教...

令和元年度 学校保健委員会が開催されました!!

日時:令和2年2月25日(火) 午後2時~午後3時半 場所:本校コミュニティールーム 参加者:学校医・学校薬剤師・PTA役員・生徒会執行部・校長・教頭・首席 生徒支援部長・生活指導部長・教育相談委員長・養護教諭・保健安全部員 *学校保健員会は、学校・家庭・地域と連携していくことで、生徒の心身の健康課題の解決に向けて効果的な取り組みを展開することを目的としています。  今年度も学校保健委員会が上...

ボランティア部による校内装飾、2月3月は...

                          校長 片山 造   ボランティア部が、1月の(しめ縄飾り)に続き、2・3月は校内を七段の「ひな人形」で装飾してくれました。本校事務室前で、3月まで?飾られる予定です。横には、説明文もあり、ひな人形鑑賞とあわせてお読みください。 今年の3月3日(火)は、本校35期生の卒業式です。来校される機会に是非、ご覧ください。 ※「ひな祭り」...桃の花が咲...

第3回 オープンスクール

2月15日(土)今年度3回目のオープンスクールを実施しました。今回は、個別に中学生や保護者の質問等にお答えしました。あわせて希望のある方には校内見学もご案内いたしました。今後もご連絡いただければ個別にご説明させていただきます。

レモンの街づくり

ふくまる実行委員会 西川道治   皆さん、ご存知でしょうか。レモンは冬が旬であることを。本校がレモンを育てていることを。泉北ニュータウンが「泉北レモンの街」プロジェクトを進めていることを。  レモンの爽やかな香りと芳醇な酸味から、夏をイメージされる方も多いのではないでしょいか。実は、11月~5月が収穫時期、1月~2月がピーク、只今、旬真っ盛りです。  というわけで、1月29日(水)、本校3年生3...

2年生講演会

2学年主任 川嶋 唯 令和2年1月30日(木)5・6限、2年生を対象に株式会社良心塾代表の黒川洋司様と塾生2名をお招きして、講演会を行いました。 『良心塾』とは、少年院や鑑別所等から出所した青少年を引き受け、住む場所を提供するだけではなく、生活を共にしながら社会で必要な基礎的知識を学習する機会を提供することで、再犯の防止と社会復帰をめざしている更生施設です。 『誰もが明るい未来にむかって歩める、...

泉北地区高校美術展をみてきました

                          校長 片山 造  先週の土曜日、泉ヶ丘泉北パンジョ5階で開催されている「高校美術展」を家族で見に行きました。高校生の作品が学校ごとに展示されており、そんな中、本校美術部の作品もしっかりと存在感を示していました。ありがとう!  0(ゼロ)から何かを創り出す時の(わくわく)する感覚 今までの日常を繰り返すだけでなく、未知なるものを創り出すには、大き...

第2回オープンスクール

 令和2年1月25日(土)、第2回目のオープンスクールを開きました。生徒約70人、保護者約20人の参加がありました。生徒会役員による熊本県災害復旧ボランティア活動の紹介、軽音楽部の歓迎演奏、本校の教育活動の説明等の後、生徒会生徒が校内を案内しました。参加した方にお土産として、3年生選択授業「生命科学」で育てた野菜の苗のおすそわけをしました。みなさん来ていただいてありがとうございました。あともう少...

2年修学旅行(前団・後団)

2年6組 副担任  高橋 智貴 【後団】 後団は、午前中、ホテル内のプールでクラス対抗による「ウォーターオリンピック」を楽しみました。午後からは、プールや海で、ヨットやカヌーのアクティビティを愉しんだり、のんびりハンモックで寝たり、思い思いの時間を過ごしました。この後、サンセットバーべキュー。明日の夜、帰国予定です。 【前団】 本日、18:45PM T WAY312便にて関西...

2年修学旅行(前団・後団)

2年6組 副担任  高橋 智貴 1月16日(木)、今日は午前から前後団一緒にジョージワシントン高校と交流を行いました。ジョージワシントン高校とは7年前から姉妹校として相互にホームステイ等で交流を深めています。授業の一つである、「日本語1」を選択している生徒がとても流暢な日本語で歓迎の挨拶をしてくれました。福泉高校からはダンスパフォーマンスや学校紹介DVDなどの紹介を行いました。 午後は、前段と後...

ふくまる野菜 新メニュー!

ふくまる実行委員会 西川道治   ふくまる実行委員会から、この冬イチオシの新提案。ついつい冷蔵庫に余らせてしまいがちな「白菜」で作るお好み焼きはいかがでしょうか。  熱々とろとろの「白菜お好み焼き」は、口に入れたとたんに生地の中から白菜の旨味が溢れ出します。軽い食べ心地とふんわりとろける舌触りが絶妙です。  試食した教員からは、「お店の味」「キャベツを超えた」「白菜のニュージャーニーや~(彦摩呂...

2年修学旅行(後団)

2年6組 副担任  高橋 智貴 後団、全員無事グアムに到着し、前団と合流しました。今から夕食になります。写真は夕食会場です。

定時制高校生徒会交流会

生徒支援部  赤枝 康広  12月26日(木)府立大手前高校にて定時制高校生徒会交流会が開催されました。本校は普通科ですが、日ごろから他校の生徒会は何をしているのだろう?と考えていたところ、知り合いの定時制高校の先生から「交流会をやっているよ。」とお声かけいただき、本校生徒2名と参加しました。  交流会の内容は、自己紹介・アイスブレイクとして謎解きゲームを行い、生徒どうしの交流を深めるものでした...

2年修学旅行(前団・後団)

2年1組 副担任  武田 理紗  【前団】  1月14日(火)、夕食はディナーショーを観ながら豪華バイキングを楽しみました。グアムの伝統的なダンスや迫力満点のファイヤーダンスに、みんなも手拍子や掛け声でショーを盛り上げていました。 【後団】  1月15日(水)AM 10:40 後団も全員集合し、無事に関西国際空港を出発しました。

2年修学旅行(前団)

武田 理紗 1月14日(火)、いよいよ修学旅行の日がやって来ました。前団(1・3・5組)は、関西国際空港を11時ごろに出発し、約4時間かけて無事にグアムに到着しました。天候も良く、とても過ごしやすい気候です。時差は1時間で、グアムの方が日本より早いです。この後の予定は、夕食ディナーショーがあります。 みんな元気に活動しています。

ふくまる実行委員会 西川道治   昨年11月に本校が主催した「ごはんのおともグランプリ2019」(以下「G-1グランプリ」)の最優秀作品「ごま油たっぷり豚キムチ」が商品化されました。  「ごま油たっぷり豚キムチ」は、G-1グランプリに審査員としてご協力いただいた「タンと焼肉やま龍」様(店舗:栂・美木多トナリエ2階)にて、教育・福祉・災害復興支援のチャリティーメニューとして販売されています。  発...

3学期始業式 講話

校長 片山 造 ○2020年、あけましておめでとうございます。 ○今回は放送による始業式となり、みなさんの顔をみながら話すことが出来ず残念です。 ○さて、みなさんに何を話し、伝えようか考えました。今回は、「夢」の話をします。 ○その前に、私の高校時代の話をします。部活動は頑張るが、成績も悪く授業中もよく寝ている先生にとって厄介な生徒だったと思います。 ○そんな中、なぜかある先生の言葉をよく覚えてい...