大人が子どもに教え(伝える)こと

校長 片山 造

大人が子どもに教え(伝える)ことは、何かを考えてみた。思いつくままに5個。

(1)あらゆるものから学ぶこと(2)あきらめないこと(3)自分を大切にすること(4)人とのつながりを重んじること、そして(5)ズルをしないこと。

大人が子どもに教え(伝える)ことがあるとすれば、子どもが大人に求めることもある。

希望的観測も含めて言うと、①自分たちの手本でいて欲しい②普段は見守り、大事な場面で応援して欲しい③(時々うざいけれど)「人生ってすばらしい」ということを教えて欲しい。

 私が子どもだった頃、大人も子どもも同じ流行歌を歌い、同じ文化に触れていたような気がする。小学校の遠足のバスの中、フィンガーファイブ「学園天国」の後、演歌「昭和枯れすすき」をみんなで熱唱したことが思い出される。今はそういうことがないなぁ...と少し寂しい気持ちになったりもする。