サッカー部顧問 西川道治
夏の強化試合を戦い抜いたFUKUSENイレブンは、「たくましく魅力的なチーム」に仕上がっています。
「違い」を見せつけられた清明学院高校と汎愛高校との２連戦。いずれも鍛え上げられたチームを相手に５点差以上の大敗を喫しました。清明学院高校戦では「何もされてもらえない苛立ち」を露わにし、汎愛高校戦では「冷静を装うこと」で「戦うこと」から逃れている様子でした。身の丈に気づかされた経験でした。
挫折を乗り越え「変化」が生まれた羽衣学園高校戦。ひたむきなプレーに徹し、前半を２得点無失点で折り返すと、試合終了まで集中を切らさずにボールを追い続けました。「もしかして･･･強くなってる･･･？」
その「答え」と「成果」を感じた長野高校戦。ボールを支配し、攻撃的なサッカーを展開しました。前線からのプレスでボールを奪取し、素早い仕掛けと枚数をかけた崩しでゴールに迫りました。ボールサイドの守備に新たな課題を見つけられたことも大きな収穫となりました。
さて、いよいよ今週末からFUKUSENイレブンの選手権大会大阪予選が始まります。初戦の相手は箕面学園高校、前監督所属のりんくう翔南高校を4-1で下したチームです。勢いに乗る相手を迎え撃つことになりますが「敵は己の中にあり」、最後の１週間は「この瞬間からベスト」です。このチームでサッカーができることに感謝しながら「勝つこと」のみを考えて挑みます。ご声援のほどよろしくお願いします。
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