サッカー部顧問 西川道治
快晴が続く6月27日(土)、FUKUSENイレブンはグラウンドで汗を流しました。
この日、練習前のミーティングで私は部員たち問いかけました。「どうして個(技術)を磨くのか。」練習後のミーティングで部員たちに意見を求めることを約束し、トレーニングを開始しました。
トレーニングのメニューは次の通りです。
Wup フットワーク&ボールフィールディング(15min)
Tr1 4対2 ボールポゼッション(20min)
Tr2 2対2 シュートゲーム(15min)
Tr3 3対3 マッチゲーム(20min)
Cd コンディショニング&ストレッチ(10min)
主なコーチングは次の通りです。
●ボールを見る。 / ゴールを見る。
●ボールを奪う。 / ゴールを奪う。
●相手(敵)の逆をとる。 / 相手(敵)の背後をとる。
練習後のミーティングである部員が話してくれました。「自分が上手くなるのは仲間のためです。」
素晴らしい意見でした。彼の意見は学業や生活に通ずる人生観でした。それは次のように言い換えることができるでしょう。「心を豊かにするのは」、「頭を賢くするのは」、「体を健やかにするのは」、自分が慕い敬う人々(メンバー)や社会(チーム)の「役に立つため」。
日本サッカーの父クラマー氏は、「サッカーは子供を大人に、大人を紳士にする。」という言葉を残しています。この日、私は「犠牲の美学」に勝る「貢献の美徳」を部員から教わることができました。
FUKUSENイレブンは、今年度より新体制で活動しています。専属トレーナー(チア部兼任)として、大阪リゾート&スポーツ専門学校に通う本校卒業生をコーチに迎え、部員たちの心と体のケアに努めています。
この日の練習中、ふと空を見上げると、太陽のまわりには虹色のリングがかかっていました。
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