相手の感じ方を想像しながら話す。

校長 片山 造

言葉は伝わることではじめて、意味を持つ。

きみがどう思っていても、受け止め方は相手しだい。

何気ないひと言も、

聞き手がどう感じるかを想像しながら話してみよう。

長年、人間や教師をやっているが、言葉や話すことについて、いつも一言多かったり少なかったりしているのが現状。言霊(ことだま)という言葉もあるくらいで、本人は自覚していなくても、受け取る相手の心に深く突き刺さることもある。

相手の気持ちを理解することは難しいけれど、相手の感じ方をその表情や態度から想像することはできる。そうするだけで、自分のまわりの世界が随分と変わっていく気がする。