学校周りの壁がフェンスに

校長 片山 造

暑い日が続いています。例年であれば、そろそろ朝夕涼しくなっていくはず。熱中症にならないように、(マスクを着用)しながら体調管理と水分補給に努めましょう。

2年前に大阪北部を震源とするM6の地震が発生しました。交通機関が止まり、家屋倒壊等もありました。高槻市の小学校ではブロック塀が倒れ、女児が犠牲になりました。児童・生徒の安全を考え、大阪府の市町村の小中学校や府立学校の外壁をフェンスにかえる工事が進められています。本校でも8月14日から工事が始まり、10月まで続く予定です。学校内に危険な壁はないか?なんとグラウンドにあるサッカー・テニスの練習壁も同様に撤去されることになりました。安全のためとはいえ、壁に向かって練習してきた本校卒業生や現在在籍している生徒にとってこれは寂しいことです。

正門付近の桜の木については、なんとか残すことになりました。4月、桜の花びらが風に舞い散る中、晴れの入学式が行われています。来年度以降も、その風景はみることができそうで少し安堵しています。(未来の学校にむけて桜の苗木を植樹しようと考えています。)

変わらないものと変わりゆくもの、時代を超え、形を変えながらもその想いは受け継がれていくことが期待されます。