校長 片山 造
コロナ禍の中、今年度もなんとか文化祭を開催することができました。協力いただいた皆様には心より感謝申し上げます。今年度は密を避けるために、「一方通行」「換気の徹底」「催し物会場の分散」など対策をとった中の開催となりました。来年は、検温もSD(ソーシャルデイスタンス)もなく(ニコニコ顔で)開催されることが期待されます。
さて、私は大阪泉州地方で生まれ育ちました。切っても切り離せないのが(だんじり祭り)。「そーりゃ、そーりゃ」と大きな声を出しながら町中を練り歩きます。祭りは毎年9月末から10月にかけてありますが、実は祭りの準備は年明けから既に始まっています。そうして積み上げてきたエネルギーを「祭り」の数日間で一気に放出する。だからこそ、(祭り)が終わった後には何とも言えない寂寥感・喪失感が残ります。それがまた心地よい。
来年はコロナ禍が終息し、「そーりゃ、そーりゃ」とだんじりを曳く声が響き渡り(ニコニコ顔)の輪が広がることを願っています。