当たり前のことを当たり前に考察してみる

校長 片山 造

「宝くじは購入しないと当たらない」その通り。「オリンピックは参加することに意義がある?」「言わなければ思いは伝わらない??」考えを進めていくにつれ、「?」の数が増えていく。世の中は便利になり、そこに行かなくても疑似体験できることも増えている。例えば、私たちはZoomでテレビ会議をしたりGoogle earthで世界中の場所とつながったりすることができる。

では、「学校に行くのは、自分がこれから何をすべきかを見つけるため」という問いかけはどうだろうか。答えはその通り!自分のすべきことが何か知りたければ、学校(またはそれに代わる場所)に行かなければ始まらない、ということになる。もちろん、学校において自分のすべきことがなんであるか見つからないかもしれない。しかし、言えることは、(自分は一体何者であるかのヒントを見つけること)はできるのではないだろうか。

当たり前と思っていることが、当たり前であるとは限らない。なぜそれが当たり前なのかを確かめることこそ大切である。さて、今日はどんな当たり前を確かめてみようか。