校長 片山 造
最近読んだ書籍にあった興味深いこと。行動の選択肢には「行動しない」という選択肢も含まれている。これは、何かをする(=行動する)のが当たり前という発想からは、なかなか生まれてこない考え方である。
頭では分かっているが、どう行動につなげてよいのかが分からないので行動しない。例えば、「選挙で投票しても何も変わらないから行かない。」なんて言葉を選挙に度に聞く。「そのうちやるよ(=きっとやりません)」と言われたこともある。これらの言葉を思い出す度、(行動しない)ということは、実は(生きるジタバタ)を放棄しているような気がする。
ロト6のコマーシャルで鶴瓶師匠が「買わないという選択肢はないやろ」と言っている。「行動しないという選択肢はないやろ」と自分と周りに言い続ける人でありたい。