夢を追いかける

サッカー部顧問 西川道治

 この夏、FUKUSENイレブンは、9月13日(日)の選手権大会初戦突破に向けて取り組んでいます。

 8月上旬の練習試合は、1勝1敗1分、実力校を相手に見応えのある試合内容となりました。

 2日(日)の浪速高校戦は、今季初のホームゲームでした。序盤に先制され、苦しい展開でしたが、前半終了間際に同点に追いつき、1-1で折り返しました。後半開始直後の失点で目が覚めた選手たちは、怒濤の攻撃をみせ、3-2で逆転勝利を掴みとりました。

 9日(日)は、公立の古豪泉北高校と対戦しました。前半の立ち上がり、中盤の選手が怪我により交代すると、空いたスペースからミドルシュートを決められ先制を許しました。堅守速攻のダイレクトプレーで再三ゴールに迫り、迎えた前半24分、左サイドのドリブル突破からゴール前への折り返しに飛び込み同点弾。この日のベストプレーがゴールにつながりました。その後も攻守にわたり熱戦が繰り広げられ、結果は2-2、今季初のアウェーゲームは手応えを感じさせる引き分けとなりました。

 大商大堺高校をホームに迎えた12日(水)、前半は、応援にかけつけてくださった校長先生を前に相手に一矢報いるみせ場を作りましたが、後半は、守備の乱れから2点を決められ、防戦一方の展開となりました。相手にボールを支配され、淡泊なショートカウンターでは、ゴールを脅かすことすらできませんでした。リスタートとバイタルエリアの守備の強化が課題になりました。

 束の間の夏休みが過ぎ、いよいよ選手権大会まで1ヶ月です。8月下旬も強豪校との試合が続きます。22日(土)は長崎インターハイ出場の清明学院高校、28日(土)、29日(日)は汎愛高校、羽衣学園高校との試合が予定されています。いずれもタフなゲーム展開が予想されますが、部員たちにはチームとして一体感を持ったプレーを期待しています。

 まだまだ駆け出しのFUKUSENイレブンにとって、毎週試合をする機会を与えていただけることに感謝です。相手チーム・選手・スタッフ・保護者など、ご関係者の皆様の支えが部員たちの励みになっています。校長先生をはじめ、本校教職員・保護者・PTA・同窓会からもあたたかいご支援をいただいています。今後も「生徒とともに夢を追いかける幸せ」をかみしめながら、「福泉高校と試合がしたい」と他校に望んでいただけるチームになれるように精進したいと思います。

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