今日は何の日?「世界津波の日」

校長 片山 造

2015年12月の第70回国連総会で、11月5日は「世界津波の日」に制定された。実は、この起源は1854年(安政元年)に和歌山県広川町で起きた大津波の際、実業家であり政治家(後の郵政大臣)である濱口梧陵が機転を利かせ、稲むら(※下図)に火をつけ村民に大津波がやってくることを知らせ、高台にある神社に避難させ多くの命を救った「稲むらの火」の逸話に由来している。

1年365日、それぞれに「○△の日」がある。今日は何の日なのかを考えながら日々過ごしてみるのも良いかもしれない。