言葉の定着(認知と理解)

校長 片山 造

 16才以上を対象に国立国語研究所が実施した「外国語定着度調査」(2002~2004)によると、認知率ベスト3は、1位「リストラ」2位「ストレス」3位「ボランティア」。ちなみに、4位以下は「リサイクル」「プライバシー」「テーマ」「メッセージ」「トラブル」「インターネット」「サンプル」と続く。これらの結果は、当時の世相を反映したものといえる。認知とは、(知っている)ということ。同時に理解率も調査されており、言葉によっては、人々に認知はされているが、あまり理解されていない言葉もあるようだ。

 20年近く前の調査。令和の時代はどのキーワードがトレンド入りしているのだろうか。